腰痛の対処法 ~ヨガセラピーの効果~
こんにちは!
冷え込むこの季節。「腰」がかたく感じたり、「腰痛」になったりしていませんか?
今日は、わたし自身の「腰痛」について、ヨガの師「プラブジ」の弟さんでヨガセラピーの専門家でもある「サティシュジ」からうかがった「意外な原因」と「対処法」をご紹介したいと思います。
痛みは個人差が大きいので「こうすれば痛みがなくなる」という方法はありませんが、なにかのご参考になれば幸いです。
ヨガセラピーの専門家「サティシュジ」
プラブヨガの10月の東京クラスで、わたしは師であるプラブジから「腰がかたくなっている」と指摘を受けました。
実は東京クラスの前週に腰痛になり、そこからセルフケアである程度回復したものの、まだ痛みがわずかに残っていたのです。
仙骨のあたりに「鉄の板」が入っているような違和感…。
東京クラスでは、立っていることが多かったので、さらに腰がかたくなってしまったようです。
「プラブジ」にご相談したら、弟さんである「サティシュジ」からアドバイスをいただけることになりました。
「サティシュジ」は病気や痛みなどの治療を行う「ヨガセラピー」の専門家です。
- 「プラブジ」は、主に解剖学的な観点(身体の構造)から、
- 「サティシュジ」は、主に生理学的な観点(身体のはたらき)から
わたしたちの身体をみてくださります。
今回のわたしの場合は、身体の構造には問題がなく、はたらき(機能)の問題なので、「サティシュジ」のアドバイスに従うのがいいとのこと。
先日、マレーシアにお住まいの「サティシュジ」のオンラインセッションを受けさせていただきました。
腰痛の「意外な原因」
セッションで「サティシュジ」から、わたしの状態は
・左足の神経が弱い
・左のお尻の位置が少しあがっている
とご指摘いただきました。
足の神経が弱いので、立ち仕事をするとすぐに腰が痛くなるとのこと。
確かにわたしは、立っている時間が長いと腰にきます。
そして、「左足」というのも納得。
1年間ほどつきあった坐骨神経痛は左側でしたし、20代の頃くりかえしていた「ぎっくり腰」も左側でした。
「プラブジ」からも「左側にブロック(つまり)がある」とよく言われています。
つまり、左側の足の神経の弱さやエネルギーがスムーズに流れていないこと(つまりがあること)が、腰痛などの不調を引き起こしているということですね。
「ヨガセラピー」は腰痛に効果的
そんなわけで、足の神経を強化する「ヨガの動き」を教えていただきました。
16種類の動きで、全部行うと50分くらいかかります。
どれも地味だけど、拷問のようにきつい!
「サティシュジ」は楽々と動作を行っておられます。
つまり、「できない」ものは、わたしの神経の弱さということです。
これらの動きは、
・1日おきに行う(毎日やらない)
・順番どおりやる
・夕方以降に行う(朝やらない)
・痛みを強く感じるときは、一切やらない。少しの痛みならOK
ということで、ここ4日のうち2回(2日間)これらの動きをおこなったら、腰が随分と軽くなりました!
「サティシュジ」からは、「腰のかたさがとれるまでに2~3週間かかる」と言われてていましたが、ほぼ調子が戻ってきています。
セラピー(治療)はオーダーメイド
わたしと同じような腰痛の人に「やり方」をシェアしたいところですが、この動きはあくまで「わたし向け」。
他の人には効果がない(それぞれの身体に合わせたやり方がある)とのことでした。
「プラブヨガ」自体が通常のヨガと異なり、かなり個人に合わせたものですが、中でも「ヨガセラピー」(治療)となると、本当に個人に特化されていると感じます。
同じように「腰が痛い」場合でも、人によってやるべき「動き」も異なれば、食べた方がいい「食事」も異なる。
そういうオーダーメイドなところが面白いし、個人に特化しているからこそ効果が大きいとも感じます。
心身に異常があったときに、このようにすぐに相談できる師がいてくださるのはとてもありがたいこと。
今は便利な社会で、海外の師ともオンラインで直接つながれます。
痛みの原因を「特定」し、その人の「身体に合った動き」や食事療法を行うことで、痛みは確実に軽減していくと思います。
わたし自身は、「プラブヨガ」を教えていますが、生徒さんのお身体の痛みについて「プラブジ」や「サティシュジ」のような分析はまだできないです。
痛みを増やさないようにするヨガの動きはお伝えできますが、「痛みの軽減」にフォーカスしたアドバイスはなかなか難しいところ。
生徒さんのご了承を得た上で写真を撮らせていただき、師に相談してフィードバックするということをさせていただいています。
あるいは、師と直接お話ができるようにおつなぎします。
写真だけでも、「プラブジ」「サティシュジ」ともに、驚くほど状況を読み解き、個々に合わせたアドバイスをくださるのがすごいところ!
間近で学ばせていただきながら、わたし自身、ヨガを深めていきたいと思っています。