アーユルヴェーダ薬の効果とデメリット

こんにちは!
インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」には、薬草からつくられた「薬」があります。

薬草の薬は、化学的な薬と比べて即効性が低いのでは?と思われるかもしれませんが…
すぐに効果がある薬もたくさんあります。

実際、ひどい肌荒れになったときに、「大根干葉」とともに重宝したのがアーユルヴェーダのお薬です。

今日は「肌荒れ」に効果的だったアーユルヴェーダ薬2点とともに、
アーユルヴェーダ薬のデメリットをあわせてご紹介しましょう。

謎のアーユルヴェーダ軟膏で「皮むけ」が修復

アーユルヴェーダ仲間が、「レトロバイタルクリーム」というスリランカ産のアーユルヴェーダ薬をゆずってくれました。
バーム状の軟膏で、傷や発疹・すり傷・吹き出物などに適しているそうです。

緑色の小さなパッケージをあけると、ハーブのいい香りがただよいます。
成分は非公開らしく、何が配合されているかはわからない…!のもおもしろいポイント。

肌荒れで「皮」がむけていた鼻の穴まわりにぬると…
あっという間に修復され、ふつうの肌にもどりました。

口角が切れていたのも、「一晩」でつながりましたね。

成分不明の謎クリームですが、傷の修復にとても効果がありそうです。

「シャタ・ドゥルタ・グルタ」で「痒み」をリリース

さて、謎のクリームで「皮むけ」がおさまったところで…
しつこい顎まわりの「痒み」に効果を発揮してくれたのが「シャタ・ドゥルタ・グルタ」です。

「シャタ・ドゥルタ・グルタ」とは、
牛乳から精製した「ギー」という油を、銅の容器に入れて、「水」で洗いつづけることでできるクリーム状の薬。

「シャタ・ドゥルタ・グルタ」はサンスクリット語で…

  • 「シャタ」は「100」
  • 「ドゥルタ」は「洗う」
  • 「グルタ」は「ギー」

を意味します。

つまり、「ギーを100回、洗ったもの」ということです。

ギーは油ですから…
油を水で洗うなんて、おもしろくないでしょうか?

こちらの記事によると、3日ほどかけて水で洗い、練りつづけると白いクリームになるようです。

「シャタ・ドゥルタ・グルタ」は冷たい性質をもち、「痒み」や「炎症」をやわらげて肌を修復してくれます。

以前、しつこい「手湿疹」に悩まされたときも、「シャタ・ドゥルタ・グルタ」が大活躍しました。

「手湿疹」が完治するまでに数週間かかったと記憶していますが、
今回の肌荒れは「数日」ですっかりよくなりました。

数日といえば、ステロイド剤をぬるのと同じくらいの即効性だと思いますし、
なにより「ギーと水」だけのシンプルな薬で快復するのはありがたいです。

「シャタ・ドゥルタ・グルタ」がほしい方がいらっしゃったらお声がけください。
→完売しました(1/13追記)

アーユルヴェーダ薬のデメリット

薬草

というわけで、効果抜群のアーユルヴェーダ薬ですが「デメリット」もあります。

  • 長期保存できない
  • 簡単に手に入らない

あたりでしょうか。

生薬由来なので、化学的な薬と比較すると日持ちがしません。
半年~1年くらいは大丈夫でも、数年単位の長期保存には適していないです。

つまり、頻繁に不調が発生しない人にとっては
「使いたい!」タイミングで手元にない…といえます。

日本ではアーユルヴェーダ薬は一般的ではないので、
知人をあたってゆずってもらうか、インドから輸入するしかありません。

インドから輸入するとなると、最低でも2週間は必要ですし
場合によっては1ヶ月以上かかることもあるでしょう。

すぐに手に入らない…デメリットはもどかしいですが、効果はたしか。
なんとか入手しようと思わされます。

機会があれば、ぜひアーユルヴェーダ薬をおためしください。

Follow me!