パンチャカルマ【day2】フェイスパック

クレイパック

こんにちは!
昨夜は、滞在しているアーユルヴェーダのトリートメントセンターで結婚式がありました。

暑いせいか、すっかり日が沈んでからスタートです。

うるわしい新郎新婦

大音量の音楽とともに新郎新婦が入場し…
これは深夜まで続くエンドレスな宴になりそうだと覚悟しましたが、幸い22時頃には終了しました。

立食形式のパーティーで、提供される飲み物はすべてあたたかいお茶のようです。

アルコールや泡のシャンパンなどはみかけません。
夜からスタートしたものの、なかなかヘルシーな結婚式ですね。

さて、今日はアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」について、2日目の様子をご紹介しましょう。

オイルマッサージは「準備」

今日も薬草オイルで全身をマッサージする「アビヤンガ」をおこないました。

明るいトリートメントルーム

オイルマッサージは、単なる肌の保湿やリラックスを目的にしたものではありません。

薬草オイル

アーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」の「前処置」にあたり、浄化の準備が目的です。

浄化の本番ともいえる「本処置」がしやすいように、心身を準備します。

オイルは「触媒」のようなもの。

薬草の有効成分を体に届け、体内の毒素を運搬して一箇所に集めるためにオイルを使います。

ビタミンにも脂溶性のものがあるように…
わたしたちの体中で、栄養を届けたり余計なものを排出したりする際に、オイルは必要不可欠。

薬草オイルのマッサージは、浄化のための優れた「準備」になります。

薬草のフェイスパック

さて、インドに着いてから肌が荒れたわたしのために、顔にフェイスパックをしてくれました。

顔が緑色

薬草のパウダーを水でといたパックです。

薬草の葉

肌荒れは「ピッタ」とよばれる火のエネルギーが増えたときにおこりやすい症状。

今回の薬草は火のエネルギーを鎮静し、肌の炎症をおさえる効果があります。

実際、肌にぬるとヒンヤリして気持ちがいいもの。

10分〜15分ほどしたら、パックを洗い流し、ドクターが用意してくれた軟膏を荒れた部分にぬります。

すると…
翌朝には肌荒れがほぼ修復され、痛みやかゆみがなくなったのです。

ご一緒している友人が驚いて、「この軟膏ほしい!」と言うほどの激変ぶり。

薬草のフェイスパックと薬用軟膏の相乗効果でしょう。

汚くて恐縮ですが…写真をのせます。

Before

After

Beforeでは全体的に赤みがあり、鼻の下は皮がむけてヒリヒリしていましたが…

薬草のフェイスパックと軟膏を塗った翌朝のAfterでは赤みが消え、皮むけも大半が治癒しました。

ヒリヒリした肌がしっとりと落ちついて、快適です。

相変わらず、アーユルヴェーダはすごいと感心させられます。

さて、そろそろランチの時間ですので、今日はこのあたりで。

Follow me!