血液をよくする「ビーツ」

ビーツ

こんにちは!
「7つのチャクラ 実践トレーニングコース」の食事では、「ビーツ」が登場しました。

「ビーツ」の外見は赤い「カブ」のようですが、砂糖の原料となる甜菜(てんさい)と同じ仲間にあたるせいか、ほんのりとした甘味をもつ根菜です。

生で食べても加熱しても、おいしくいただけます。

ジュースや冷製スープに
加熱してもおいしい


日本産のビーツは、ちょうど今くらいの季節が旬でしょうか。

「ビーツ」は、あざやかなピンク色で料理をはなやかにしてくれるだけでなく、
栄養価の高さから「スーパーフード」としても知られます。

「血液」をつくるので、「食べる輸血」とよばれることも。
「貧血」の方にぴったりですし、血流をよくする作用から「冷え性」の方にもおすすめです。

今日は、そんな「ビーツ」について考えてみましょう。

「ビーツ」は「血液」をよくする

「ビーツ」は古くからヨーロッパで食べられてきた野菜で、ロシア料理の「ボルシチ」にふくまれることで有名です。
切ると、あざやかなピンク~赤色の果肉があらわれ、あたかも「血液」のような色です。

ビーツの切り口
品種によっては、ピンクと白のうずまき状になる

ビーツの赤い色と血液の赤色…同じ色だから波長があうのでしょうか。
ビーツは主に「造血作用」「血流をよくする」など「血液」にはたらきかけます。

ビーツにふくまれる「カリウム」は血圧を下げる作用があり、「鉄」と「葉酸」は血液をつくります。
NO(一酸化窒素)は血管をやわらかくして拡張し、血栓の発生を防ぐ効果があるのだとか。

「血液」は健康の源です。

血液がよくなると、さまざまな病気を防ぐだけでなく…
冷え性の改善や疲労回復、代謝UPなど健康を底上げしてくれることでしょう。

「血液」以外の見逃せない効果

ビーツ

「血液」をよくする以外にも、ビーツには見逃せない効果がたくさんあります。

ビーツの赤い色の元である「ベタレイン」とよばれるポリフェノールは、

  • 抗酸化作用
  • 体内の活性酸素の除去
  • 腎機能の改善

などが期待できるようです。

さらに、ビーツにふくまれる食物繊維やオリゴ糖により、腸内環境をととのえる効果もあるのだとか。
便秘の方にもうれしいですね。

酸化をふせぎ、整腸作用もあるなんて、美容と健康に抜群の食材だといえるでしょう。

「ビーツ尿」と改善方法

ビーツ尿

ビーツを食べると「ビーツ尿」といって赤い尿が出ることがあります。
ビーツの赤い色の元である「ベタシアニン」が尿に出ているだけで、特に問題はないようです。

ヨガの師であるマスター・サティシュジによると、「ビーツ尿」が気になるなら…

  • 食べる量をへらす(1日100g程度まで)
  • 生ではなく加熱して食べる
  • 玉ねぎ、ニンニク、ターメリックと一緒に食べる
  • よく噛んで食べる

などが効果的だとおっしゃっていました。

上記を守ってもわたしは「ビーツ尿」になりますが…
気になる方はご参考にされてください。

というわけでは、今日はスーパーフード「ビーツ」についてご紹介しました。

ビーツは、長野を旅したときによくみかけましたが、東京ではあまり出会えない上にものすごく高い…!
ネットで購入できるので、農家さんから直送してもらうといいと思います。

旬の「ビーツ」をとりいれて、健やかにすごしましょう。

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