瞑想、はじめてみよう

こんにちは!
先日、スリランカ初期仏教(テーラーワーダ仏教)のスマナサーラ長老「現代人のための瞑想法」を久しぶりに読み返しました。

「瞑想」ときくと、怪しい…と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、決して宗教的なものではありません。
「人間関係の悩み」や「忙しさ」など、現代社会を生きるわたしたちの悩みを解消してくれるツールでもあります。

この本で紹介されている2つの瞑想法はシンプルで、はじめて瞑想する方にも簡単に取り組んでいただけると思いますので、今日は内容を一部ご紹介したいと思います。

「瞑想」=脳のトレーニング

スマナサーラ長老は、「瞑想をすれば、どんな人間でも成功する。なんでもできるようになる」とおっしゃいます。
なぜなら、わたしたちの「心」には、「想像を絶する力が秘められているから」です。

でも、それは様々な汚れでかくれてしまっています。
心の汚れを取り除けば、残るのは「とてもパワフルな、輝く心」。

心の汚れを落とす具体的な方法(=瞑想)を発見したのがお釈迦様です。
けっして、宗教的、神秘的、迷信的なものではなく、具体的で科学的な方法だとおっしゃいます。

少なくとも、「ストレスだらけの現代社会をもっと楽に生きられる方法」であり、
誰でも幸福になり、能力を開発できて、心が楽になるのだそう。

つまり、瞑想=脳のトレーニングであり、誰にでも役立つものなのです。

「あれがしたい」「これがしたい」とやりたいことに手をつける前に、脳そのものをトレーニングすると、「やりたいことがなんでもできる」ようになるそうです。

瞑想で「悩み」が解消される

スリランカ初期仏教の長として、たくさんの人の悩みに耳をかたむけてきたスマナサーラ長老。
人の悩みの99%は「人間関係の悩み」であり、それは瞑想で解決できるとおっしゃいます。

人間関係の悩みの多くは、「まわりのみんなが、自分の思いどおりに動いてくれない」こと。

  • 「家族だからこそ、自分のことをわかってほしい」
  • 「友達なんだから、自分にやさしくしてほしい」

というような、「自分の希望」が満たされないことで苦しみや悩みにつながります。

つまり、自分のことだけ考えなければ、悩みや苦しみにならないということです。
そのための有効な手法として、「慈悲の瞑想」という瞑想法がおすすめされています。

そして、瞑想をすることで人間関係の悩みは解決できると長老は断言されています。

瞑想で「忙しさ」も解消される

現代では、多くの人が「忙しい」と感じているのではないでしょうか。
しかし、長老は「優先順位が明確であれば、決して忙しくならない」とおっしゃいます。

つまり、「忙しい」と感じるのは、同じくらい大切なこと並列してやろうとするからだと。
あるいは、何かをしながら別のことを考えるから「忙しく感じる」と説かれます。

たとえば、

「ご飯を食べながら、仕事のことを考える」

ご飯を食べることに集中ができていないから、「忙しい」と錯覚するのです。

「忙しい」と感じるときは、頭のなかで「現在」のことではなく、「将来」「過去」のことがからんでいます。
「過去」のことを悩んだり「将来」を考えると、人間の心はものすごく忙しくなるのです。

多くの人が、日常生活のなかで「将来に生きる」「過去に生きる」トレーニングを積んでしまっている状態です。
みんな、「今」という現実を見ない「妄想家」であり「現実家」ではない、と長老は指摘されています。

つまり、わたしたちの多くは「現在に生きるトレーニング」が必要であり、瞑想はまさに「今を生きるトレーニング」なのだそう。
瞑想をして思考が整理整頓できれば、「忙しさ」を感じることなく、少ない労力でも結果を出せると明言されています。

「慈悲の瞑想」「ヴィパッサナー瞑想」

この本で紹介されている瞑想法

  • 「慈悲の瞑想」
  • 「ヴィパッサナー瞑想」

の2つ。

「慈悲の瞑想」は瞬時に心を落ち着かせてくれます。
安らぎを得るための緊急処置であり、「ヴィパッサナー瞑想」の準備にもなります。

「ヴィパッサナー瞑想」は、脳細胞を活発にするトレーニング法です。
脳細胞が活発に動くと「人はこの上ない充足感喜びを感じる」と長老はおっしゃいます。
脳細胞がはたらくことで、智慧があらわれるからです。

「ヴィパッサナー瞑想」は、脳細胞を守り、身体を健康に維持し、病気を治してくれる効果もあるそうです。
さらに、老化現象をゆるやかにし、人格をよりよくしてくれるのだとか。

この本で紹介されている瞑想法はいずれも、「健康的で、心を明るくし、人間関係をスムーズにするための方法」です。
なにかを信仰する必要はないし、「こうでなければ」と束縛される必要もありません。
人生を明るく生きるコツのようなもので、「副作用ゼロ、危険性ゼロ」だと長老はおっしゃいます。

眼精疲労や老眼に、「ながら聞き」のおすすめ

具体的な瞑想法を解説すると膨大になるので、ここでは概要のご紹介だけにとどめておきます。
ご興味のある方は、近所の書店アマゾンなどから「現代人のための瞑想法」を読まれてみてください。
さらさらっと読めるボリュームです。

え?忙しくて本を読む時間がない…?

そんな方には、本を「ながら聞き」できる「オーディブル」という仕組みがおすすめです。
「オーディブル」は、プロのナレーターさんが本を音読してくれるサービス。

料理をしながら、お風呂に入りながら、寝転がってSNSを見ながら、「すきま時間」に「耳から読書」ができます。

眼精疲労老眼で「読書はしたいけど、ちょっとつらい…」という方にも「耳から読書」はおすすめ。
目に負担をかけず、必要な時間に必要なだけ、知識を習得していくことができます。

さらに、「オーディブル」は無料登録すると、「読みたい本を1冊無料」で手に入れられます。
気に入らなければいつでも解約ができます。
そして、解約後「無料で最初にもらった本」は手元に残りますので、いつでも「耳から読書」することができます。

今回ご紹介した 「現代人のための瞑想法」「オーディブル」で無料で手に入ります。
「オーディブル」に登録のうえ、商品の中から「現代人のための瞑想法」をクリックして、ぜひ「耳読」してみてください。

ふつうの読書でも「耳から読書」でも、
「忙しくて本を読むひまがない!」人が、この本の瞑想効果「忙しくなくなった~」となることを願ってやみません。

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