「モンキーマインド」にぬる薬

こんにちは!
先日、ヨガの師プラブジにお会いしたときに、
「あなたのマインドは1年前とまったく変わっていない」と指摘されました。
つまり、「今ここ」ではなく、過去や未来について考え事を続ける「モンキーマインド」の状態から変わっていないということです。
プラブジにお会いすると、心や体の変化を指摘いただけることがあります。
- 「ほんの少しよくなった」
- 「完全に変わった」
- 「まったく変わらない」
…という感じでその時々ですが、毎回するどいご指摘だと感じるのです。
わたし自身、せわしないお猿さんのような心「モンキーマインド」に支配されて、「今ここ」を完全に楽しめていないと感じるのも事実。
この「モンキーマインド」にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
過去や未来にとらわれず「今ここ」を楽しみ、ほがらかに生きていけるといいですね。
というわけで、今日は「モンキーマインドにぬる薬」を考えてみましょう。
マインドがはたらかない強度で動く

ヨガの師プラブジによると、「モンキーマインド」にぬる薬…つまり「今ここ」に心をむける1つの方法は、
考え事ができないほどキツイ強度の動きをおこなうこと。
なぜなら、キツイ動きをおこなっている最中は
- 「この後、何分の電車に乗ろう?」
- 「メールの返信しなきゃ…」
などと考える余裕がなくなるからです。
ヨガを1人で練習するのもいいですが、クラスに参加する効用は「考える余裕がないほど動かざるをえない」ことともいえるでしょう。
ヨガにかぎらず、他の運動でも同じだと思います。
自分1人でやると、キツく感じない程度のペースに調整できてしまいます。
しかし、誰かと一緒におこなったり、先生のリードにしたがうと
たちまち余裕がなくなりマインドが静かになっていくのではないでしょうか。
ちょっとキツイ日課をつくる

とはいえ、クラスに参加したり誰かと一緒に練習する機会をもてない人も多いかもしれません。
自分1人でヨガの練習をする場合は…
ちょっとキツイと感じる動きを「やる」と決めて、黙々とやっていく必要があるでしょう。
キツイ動きも1つだけだとすぐに終わるので、
いくつかやるものを決めておくといいように思います。
「自分にとってキツイと感じる動き」に集中すると、考え事をする余裕などなくなるはず。
体を動かすのは原始的ですが、だからこそ「今ここ」を感じる練習になるように思います。
ヨガの練習以外でも…
- 「〇分でお弁当を準備する」
- 「床掃除を〇時までに終える」
…など、ご自身にとってちょっとキツめのタイムスケジュールを組んで体を動かすのもいいでしょう。
さて、5月7日(土)はマスター・サティシュジによる「瞑想マインドチェック」のクラスが開催されます。
ご自身の心の状態をチェックするために参加されてみてもいいかもしれません。
2日間の呼吸法のコースもふくめて、早割は4月28日(木)まで。
ご都合のあう方はぜひお早めにお申込みください。