長期休暇をとる4つのコツ

旅

こんにちは!
ゆるく募集している2024年パンチャカルマツアー、おかげさまで多くの方にご興味をもっていただいています。

一方、「参加したいけれど、仕事や家族が…」というお声をわりとよくちょうだいするのも事実。

そんななかで、「あつこさんは、よくそんなに長期休暇をとれますね?」と言われて、ふと自分の「まとまった休暇をとる」習慣がふつうではないかもしれないと考えさせられました。

たしかに、日本社会には独特の「休みづらい空気感」がありますよね。

  • 「旅行に行きたいけれど、仕事を休めない」
  • 「家族のお世話があるから、家をあけられない」
  • 「インドって言ったら、周囲から反対された」

など、現実的に旅をはばむ要素はさまざまあることでしょう。

おそらく、日本社会は「休暇をとる人」にたいして寛容ではないのです。

「旅に出る」といったら、「いいね!いってらっしゃい♪」という反応よりも、

  • 「この仕事、どうすんだよ?」
  • 「俺のご飯、どうなんの?」
  • 「子どもをおいてくのか…?」

など、異議や非難のこもった声の方が大きいのではないでしょうか。
そんな空気のなかで、長期休暇をとるにはコツが必要かもしれません。

今日は「長期休暇をとるコツ」を4つご紹介しましょう。

長期休暇をとる4つのコツ

ヨーガセラピー

冒頭でお話ししたように、日本社会には「休みづらい」空気感がありますが…
わたしは「旅に出たいけど、仕事や家庭が…」という方々と話をして、気づいたことがあります。

休暇がとれない「理由」の多くは、自分で自分に課している「制限」なのです。
つまり、自分自身が「旅に出たいけど、出られない」という選択をしているのですね。

自分でその状況を選択しているわけですから、解除することもできるはず。

というわけで、長期休暇をとるためのコツは以下の4つです。

  1. 「代替不可能な仕事なんて、ない」と知る
  2. 「自分」より「他人」を優先しすぎない
  3. 「チャンスの神様には前髪しかない」は事実
  4. 「〇〇好き」のキャラを確立する

それぞれ、くわしくご紹介しましょう。

その1.「代替不可能な仕事なんて、ない」と知る

忙しい

「旅したいけれど、仕事が、家庭が…」という人は、
自分の仕事(家事をふくむ)が「代替不可能」だとお考えなのだと思います。

つまり、「自分しか、その仕事ができない」「代えがきかない」わけです。

しかし、それは事実なのでしょうか?
わたしは、世の中に代替不可能な仕事はほとんどない、と思います。

あなたの職業が「社長」であろうと、「伝説の営業マン」であろうと、「お母さん」であろうと…
旅で一時的に不在にするのに「わたしの代わりはいない」なんてことは、ほとんどないはずです。

もっといえば、あなたがいなくても、世の中はつつがなくまわっていきますし、
むしろ、不在にしたことで「部下が成長した」など「メリット」さえみつかるかもしれません。

逆に、代替不可能な仕事があるとしたら、「出産」や人の「死」がかかわるタイミングくらいではないでしょうか。

わたしの知人で小学生3人のお母さんがいますが…
学びのためにヨーロッパや南米などをとびまわっています。

育ち盛りのお子さんたちのお世話は、ご主人や親御さんが担ってくれるとのこと。

別の知人は「カフェ」のオーナーで、よく旅をされています。
旅に出る間は、カフェの運営ができる方にお店を貸して、いつもと違うコンセプトでお店を営業しているようです。

これらのケースは「恵まれている」かもしれませんが…

  • 「子どもがいるから、家をあけられない」
  • 「お店をやってるから、旅行できない」

わけではないのです。

「〇〇だから、旅に出られない」の「〇〇」は、「自分でそう決めたこと」であり、
自分が自分に課している「制限」
だといえるのではないでしょうか。

その2.「自分」より「他人」を優先しすぎない

インド人

さらに、「旅したいけど、仕事や家庭が…」とおっしゃる方の多くは、
「自分」よりも「他人」を大切にする、心の優しい人といえるでしょうか。

自分が休暇をとることで…

  • 仕事仲間に迷惑がかかる
  • 家族に不便をかける
  • 子どもが寂しがる

など、「自分のやりたいこと」よりも「家族や仲間の快適さ」を重んじているのです。

たしかに、日本は「他人に迷惑をかけるべきではない」という価値観が強いので、
誰かに負担をかけると罪悪感が生じやすいですね。

だけど、自分の「こうしたい!」という気持ちよりも、他人をおもんばかるのは、
自分や周囲の人にとって、本当にいいことなのか…というと疑問が残りませんか?

もちろん、進んで他人に迷惑をかけろ!というつもりはありませんし、
周囲に頼りつつも負担をへらす努力は必要ですが…

1年に1回くらいは、自分のための時間をつかってもバチはあたらないでしょう。
何より、皆が自分を優先する時間をもてたら、もっと素敵な社会になるのではないかと思います。

その3.「チャンスの神様には前髪しかない」は事実

長期休暇をとるコツの3つ目は、「チャンスの神様には前髪しかない」事実を勘案することです。
ご存じのように、チャンスは、いつでも転がっているわけではありません。

後から「やっぱり…」と思ってもつかめないのがこの世の常。

たとえば、わたしが企画している「2024年パンチャカルマツアー」も1つの「チャンス」でしょうか。
実際、2025年は他に旅したい場所があるので「パンチャカルマツアー」は開催しません。

2026年以降、またツアーを開催する可能性はありますが、今回と同じ費用では企画できないでしょう。
なぜなら、今回はドクターのご厚意により破格の値段だからです。

わたしの企画にかぎらず、多くのイベントは一期一会。
興味があるものがあれば、さっとチャンスをつかんでいただければと思います。

その4.「〇〇好き」のキャラを確立する

さて、最後はテクニック的な話になりますが…
長期休暇をとるためには「〇〇が好きな人」として周りから認知されると、話が進めやすいように思います。

  • 「インドが好きな人」
  • 「チーズが好きな人」
  • 「旅に出ないと、調子が悪くなる人」

など、なんでもいいです。
たとえば、「インド好きのあの人が、インドに行くのは恒例行事」だと認知されるとやりやすいはず。

そして、できれば「空気が読めない、変わった人」だと思われた方がいいでしょう。

長期休暇をとりたい旨を仕事仲間や家族に伝えて、難色を示されても…
ひるまないことが大切です。

  • 「旅に出ないと体調が悪くなるので、お休みちょうだいします!」
  • 「ヨーロッパで学んだことを、子育てに還元するからね!」

など、「謎の理屈」で相手を黙らせましょう。

あるいは、「幻のチーズが手に入るんだけど、何個ほしい?」
など、買収をにおわせつつ論点を強引にずらすのも策略の1つでしょうか。

  • 「あの人はヤバい…」
  • 「話が通じない…」

と思われたら、しめたもの。
そう、相手の「あきらめ」を誘発するのがポイントです。

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さて、ここまで読まれて、どのように思われたでしょうか。
「長期休暇をとりたいけれど、ふんぎりがつかない」ときのヒントになれば幸いです。

あるいは「やっぱり休暇はとれない…!」と思われたとしたら、
それはその方の「選択」なので、全力で応援させていただきます。

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