旅を楽にするツール「Wise」

旅

こんにちは!
今年の夏休みは海外に行かれる方も多いでしょうか。

海外旅行は刺激と楽しさにあふれていますが…
面倒なことも存在します。

たとえば、「現地でのお金をどうするか」問題です。

  • 両替はどれくらいしようか?
  • どこで両替するか?
  • 手数料の相場は?
  • クレジットカードは使えるのか?
  • やばい、両替しすぎた…!
  • トランジット先で現地通貨、どうしよう?

…などなど、「お金」にまつわる「わずらわしさ」に悩まされていないでしょうか。

わたしは今回のインド旅以降、「現地のお金をどうするか」問題がほぼ解決しました。
「Wise(ワイズ)」という仕組みをつかうと、上記のような悩みがなくなるからです。

今日はヨガと何も関係ありませんが、旅を楽にするツールとして「Wise」をご紹介しましょう。

「Wise」は多国籍の電子マネー?!

wise

まず「Wise(ワイズ)」を一言でご説明すると、「多国籍で使える電子マネー」でしょうか。

日本だけでなく、たくさんの国で使える「Suica」があると…イメージしてください。

ご存じのように「Suica」は、チャージしておけば、電車に乗ったり買い物したりできます。
ただし、使えるのは日本だけで、通貨は日本円のみ。

一方で、「Wise」は日本円から

  • インドルピー
  • シンガポールドル
  • ベトナムドン

など、世界各国の通貨をチャージできます。

各国の通貨に両替してチャージできる

そして、実際に海外で「Suica」のように、ピッとかざすだけで、決済できるのです。

シンガポールのコンビニで
シンガポールの駅の改札
タッチして電車に乗れる

正確には「デビットカード」なので、チャージした口座から即時で引き落とされ、
通知がアプリに届きます。

ベトナムでの買い物履歴。アイコンがかわいい

もちろん、海外の通貨だけでなく、「日本円」をチャージして日本で使うこともできますよ。

「Wise」は最強の両替システム

さらに、「Wise(ワイズ)」がすごいのは、ただの「多国籍で使える電子マネー」にとどまらないこと。

なんと…海外のATMに「Wise」のカードを入れると、チャージしておいた現地の通貨を引き出せるのです。

両替のレートはオンタイムですから、悪いレートが固定で設定されていませんし、
Wiseは手数料の安さを売りにしているので、ある程度お得に両替ができるといえるでしょう。

わたしの場合は、クレジットカードで海外キャッシングして現金を引き出すよりも、Wiseを使った方がいいと感じています。

深夜の2時半に、空港でインドルピーを出金した通知

そして、ATMはよほど田舎にいかないかぎり、各国どこにでもありますから…
両替できる場所がなくて困る…ということがないのです。

逆にいうと、両替所や銀行が近くにあるとはかぎりません。

街まで出なければならなかったり、あるいはレートに納得できなくて他の両替所を探す…など、滞在先での貴重な時間を失いかねないです。

さらにインドでは、最近は「円からルピー」への両替をおこなわない銀行もあります。

たとえ「円からルピー」に両替してくれるとしても…
顔写真つきのコピーを提出しなければならなかったり、順番を待ったりするなど、けっこう手間がかかったりするのです。

「両替の面倒さ」にふりまわされてきたわたしだからこそ、ATMでサクっと現地通貨を引き出せるありがたさが身にしみるのでした。

「Wise」は再両替も便利

「Wise」を使うと、海外から帰国するときに「余った現地通貨をどうしようか?」と悩む必要もなくなります。

もし仮に「インドルピー」が余ったら…
「Wise」のアプリで「日本円」に再両替できますし、次に旅する国の通貨にかえてもいいです。

「現地通貨が余ったから、とりあえず買い物をする!」なんて必要はなくなります。

ただし、さすがの「Wise」も現地通貨として引き出した現金は、ATMから入金できません。
アカウントにチャージした残額のみ、日本円をふくむ他の通貨に両替できます。

ATMはどこにでもありますから…
どれくらいお金を使うかわからない場合は、大量に現地通貨を引き出さず、様子をみた方がいいでしょう。

「Wise」は「海外送金」が簡単

「Wise」は、両替や電子マネーとして使えて便利という話をしてきましたが…
もともと「Wise」は「海外送金」のシステムとして開発されているので、送金がものすごく簡単です。

海外旅行で、送金なんて必要ないと思われるかもしれませんが…
みなさん、「海外でクレジットカードが使えなくて困った」ご経験はないでしょうか。

高額の現金を持ち歩きたくないからクレジットカードで支払いたいのに、使えないなんて…!
と途方にくれたときに活躍するのが「送金」だと思います。

日本国内でおこなうオンラインバンキングのように、海外の銀行口座にも簡単に送金できれば、高額の現金を持ち歩く必要がなくなりますよね。

実際、わたしはアーユルヴェーダのトリートメントの支払いを「Wise」の送金システムでおこないました。
日本にいる間に確定済の金額を送金しておき、インドで追加の薬などの支払いをするときに現地で送金したのです。

インドでの送金記録

「Wise」のアプリから簡単に送金できて、相手もオンラインで自分の口座への着金を確認できるので、とてもスムーズ。
支払いに5分もかからなかったと思います。

インドの「クレジットカードが使えない」事件

わたしの経験上、インドでは、クレジットカードが使えない悲劇がときどき発生します。

いえ…仕組み的にカード払いできるはずですし、使える場所もあるのですが、
カードを読みとる機器が故障していたり通信ができなかったり…

そして、一番多いのは「インドで発行されたクレジットカードじゃないから、使えない」という謎理由です。

国際的に使えるはずのVISAやJCBなのに、インド以外(つまり、日本)で発行されているから使えない…という事件が、今回も発生しました。

そんな時でも、近くのATMでさっと現金を引き下ろすか、送金するかの選択肢があると心強いのではないでしょうか。

「Wise」のデメリット

というわけで、今回、メインの旅先だけでなくトランジットもふくめると

  • インド
  • シンガポール
  • 香港
  • ベトナム

などで「Wise」を使いましたが…
どの国でも問題なく使えて、「現地のお金をどうしようか問題」から解放されたことをここに報告します。

逆に「Wise」のデメリットをあげるとすれば…
クレジットカートやSuicaなどの電子マネーと比較して、「ポイントがたまらない」ことでしょうか。

「Wise」を使って買い物や送金をしても、1ポイントもたまりません。

将来的にはマイルがたまるようになってくれるといいなあ…と期待しつつ、
とはいえ、たいしたデメリットでもないので、わたしはこれからも「Wise」を使いつづけるでしょう。

最後に

wise

ここまで読んでご興味のある方は、ぜひ「Wise」に登録して実際に使ってみてください。
登録は無料です。

こちらからご登録いただいた方には、最大7,500円分の手数料が無料になる特典があり、
ささやかながらわたしにも特典がつく仕組みです。

物理的なカード(デビットカード)の発行に1,200円ほどかかりますが、発行時のみの出費です。

カードはシンガポールで発行されて、エアメールで届く

海外に行かれる方…特にインドを旅される方は、メリットが大きいと思います。

「Wise」で楽に旅しましょう。

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