旅と新しい友達

旅と新しい友達

こんにちは!
一足遅い帰省から戻ってきました。

留守中、こちらの方はどうしていたかというと…

シロ
ボクのこと、覚えてる?

知人宅で預かっていただきました。
中学生のお嬢さんにゾッコンだったようで、始終「つきまとい」をなさり、ご満悦の様子。

わが家にいるよりチヤホヤされて、お楽しみだったのではないかと思います。

さて、犬がいつもとちがう環境で新しい出会いを満喫するように…
わたしたちは旅をすると新しい友達ができたりします。

旅にでるたびに友達をふやして帰ってくる方も多いのではないでしょうか。
一方で、旅は好きだけど新しい出会いはない…という方もいらっしゃるかもしれません。

その違いは何なのでしょうか?

今日は新しい環境での人間関係について考えてみましょう。

「心がやわらかい」と、新しい友達ができる?

友達

わたしたちは、年齢を重ねるほどに、新しい人間関係をつくるのに消極的になりがちではないでしょうか。

NHKさんの調査によると、中高年になるほどに

  • 「メールやSNSでやりとりする友人」の数
  • 「悩みごとを相談できるような友人」の数

がへっていく傾向があるようです。
くわしくはこちらのP.6~7をご参照ください。

特に中高年男性で「相談できる友人がいない」割合が高く、少し心配になる調査結果でした。

性差があるのはさておき…
たしかに、若いときの方が「気軽にやりとりする友人」も「悩みを相談できる友人」もふえていきやすいように感じます。

年齢とともに「忙しさ」や「立場」などがふえて、気軽に友達をつくりづらくなる側面もありそうですが、
新しい価値観や意見を受け入れる「心のやわらかさ」が関係するのではないでしょうか。

「体」と同じように、「心」も年齢とともにかたくなっていくもの。

若くて心がしなやかだと、新しい人間関係をつくりやすい一方、
年を重ねて心がかたくなになると、新しい友達ができづらい上に、既存の人間関係からも煙たがられる…かもしれませんね。

とはいえ、シニアでも新しい人間関係をどんどん広げていく方もいらっしゃいますから、
実年齢よりも、「心の年齢」が大切なのはいうまでもありません。

「旅の自由度」が人間関係をひろげる

旅

一方、年齢をとわず「新しい環境で、友達をつくる」という観点にもどって考えると…
「心のやわらかさ」はもちろんのこと、もともとの性格的な要素が大きそうです。

たとえば、社交的な人は新しい環境でも人間関係を広げやすいでしょうし、
引っ込み思案な人は、新しい友達どころではないでしょう。

しかし、決して社交的ではないわたしでも、旅で友達ができたりします。

社交的でない人が、なぜ旅先で友達をつくれるかというと…
「旅の自由度」が大きく関係していそうです。

つまり、旅の自由度が高く、予定調和でないほどに…
さまざまなトラブルや予期せぬ出会いがあり、自然と人間関係が広がっていきます。

逆に、「これを見て、次はここに行って!」とカッチリ予定を決めると…
想定外のトラブルが少ない上に、スケジュールをこなすのに忙しく、新しい出会いを楽しむヒマもないことでしょう。

予定を前もってしっかり組むと、予定調和になりやすいです。

もちろん、どちらがいい・悪いではないですが、
新しい出会いを楽しむという観点では、自由度が高い旅の方がいいかもしれません。

というわけで、今日は新しい環境での人間関係について、
「心のやわらかさ」と「旅の自由度」という観点から考えました。

心をやわらかくして、さまざまな出会いを楽しみたいですね。

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