「マインドブロック」をはずす2つの方法

こんにちは!
あたたかくなるとともに、気持ちも新しくなる春。
新しい何かをはじめようと思ったときに
「わたしは〇〇だから××ができない」…と、自分の行動にブレーキをかけていないでしょうか。
いわゆる「マインドブロック」です。
本当は新しい行動をしたいし、する力もあるのだけれど
自分自身で「できない」とブロックしてしまう心の癖ですね。
たぶん、誰でももっているでしょう。
ヨガの世界でも「わたしは〇〇だから、このポーズができない」はありふれています。
「マインドブロック」をとりのぞく方法があるとしたら…
- 師である「グル」の力をかりる
- 自分自身で気づく
この2つが有効かもしれません。
みなさんは、いくつ「マインドブロック」をもっているでしょうか。
今日は「マインドブロック」とブロックのはずし方を考えてみましょう。
「マインドブロック」とは?

「マインドブロック」とは、自分で自分の心に制限をかけること。
「わたしは〇〇だから××ができない」というセリフはよく聞かれると思います。
たとえば…
- わたしは体がかたいから、ヨガができない
- わたしは人見知りだから、営業ができない
- わたしは太ってる/やせてるから、この服は似合わない
などなど、身体から心の内側まで「わたしはこうだから」と決めつけて行動をこばむ制限が「マインドブロック」です。
「マインドブロック」をはずすのが難しい理由

「マインドブロック」をはずすのは簡単ではありません。
なぜなら、「わたしは〇〇だから」という「言い訳」がセットになっているからです。
巧妙な「言い訳」で自分の脳をだましているから、「マインドブロック」があること自体、気づくのがむずかしいといえます。
そして、自分が納得しているからこそ「わたしは〇〇だから××ができない」と説得力のある説明ができるはず。
まわりの人が「なるほど~」と納得するくらい、ナチュラルで精巧な「言い訳」なのです。
まあ仮に他人が「マインドブロック」に気づいても、「それはブロックだよ」などと指摘すると思わぬ反撃にあいそうですから、よほど関係性が深くないかぎり誰も何も言わないでしょう。
「マインドブロック」をはずす方法1.グル

「それはマインドブロックだ」と指摘し、ブロックをはずす手助けをしてくれる存在がグル(師)といえます。
昨日お話ししたように、グルはさまざまな分野の「師匠」です。
- ヨガの師は「体がかたいから、ヨガができない」というブロックを
- 仕事の師は「人見知りだから、営業ができない」というブロックを
とりのぞいてくれるでしょう。
グルという導き手は、わたしたちの「巧妙な言い訳」を見やぶり、破壊してくれる存在だからです。
わたしたちの心の隙をねらって「本当に?」と問いかけ、「できるはずだ」と勇気を与え、「やってみろ」と背中を押してくれます。
だからこそ、グルという存在に出会えたらラッキーです。
「マインドブロック」をはずす方法2.自分

グル以外に「マインドブロック」をはずせるのは、自分自身しかいないのではないでしょうか。
なぜなら「マインドブロック」は自分で自分に言い聞かせた「制限」だからです。
「わたしは〇〇だから××ができない」という思考が浮かんできたら、マインドブロックをうたがってみていいと思います。
- 「〇〇だから××」というロジックは本当に正しいのか?
- 「わたしは〇〇」なのは事実なのか?
「本当に?」と自分に問いかけてみたいところです。
さらに、周りの人が「そんなこと、ないんじゃない?」と言ってくれたら、素直に聞く耳を持ちたいですね。
「マインドブロック」がへれば、わたしたちはより自由に生きられるでしょう。
まずは、内側にあるブロックを自覚するところからはじめたいですね。