マインドフルネスと瞑想と禅の違い

瞑想

こんにちは!
最近は「瞑想」や「禅」が注目されているようです。

ビジネス界隈の人たちも、「マインドフルネス」と名を変えた瞑想に取り組みはじめていると聞きます。
業務の効率化や新しいアイデアを得るために有効なのだとか。

いや、本当にそのとおり!だと思いますし…
さらにいえば「仕事の合間にヨガ休憩をはさむと、もっといいよ?」と売り込みたくもなります。

ところで、「マインドフルネス」と「瞑想」と「禅」の違いをご存じでしょうか。

今日は、福岡の禅寺で和尚さんからお聞きしたこれらの違いをシェアします。
ぜひお気軽にお読みいただければ幸いです。

マインドフルネスと瞑想と禅の違い

マインドフルネスと瞑想と禅

禅寺の和尚さんによると、「マインドフルネス」

  • 感情をコントロールしたい
  • 仕事でより能力を発揮したい

など課題をかかえる方が、課題を解決し、より生きやすくなるためのツールだそうです。

一方で「瞑想」は、課題の有無はさておき、自分自身や世界とのつながりを感じてより幸福になるためのものなのだとか。

そして「禅」は、自分自身の幸福度を高めるだけでなく、周りの人も幸せにするものということです。

座って、内側に目を向ける点では「マインドフルネス」も「瞑想」も「座禅」も同じですが、

  • ベクトルがより「自分」に向いているのがマインドフルネスや瞑想
  • ベクトルが自分だけでなく「他者」にも向くのが禅

ということですね。

自分が幸せなら周りも幸せにできる

幸せ

とはいえ、「禅」は他者を幸せにするだけのものではありません。
自分が幸せになることで、他者も幸せにできるという順番なのでしょう。

自分だけでなく他者の幸せまで見すえたコンセプトをもつのが「禅」。

そういえばロングセラーなビジネス本「7つの習慣」でも、似たような価値観が語られていたと記憶しています。
自己をコントロールし充足感を得ることで、やがて影響範囲を拡大していけるという趣旨でした。

ヨガや精神世界に興味がなくても、心を内側に向ける機会、つまりマインドフルネスや瞑想や禅は有効なのでしょう。

どれが合うかはその人次第ですが、手段をかしこく使って、心を充足させていきたいですね。

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