「レディース・ホリデー」の楽しみ方
こんにちは!
女性は生理中にヨガはおこないません。
生理がはじまったら、終わるまでヨガはお休みです。
なぜなら、ヨガの動きによっては、体の自然な「浄化」である生理のしくみをさまたげてしまうからです。
(くわしくはこちらから)
というわけで、生理中はまさに「レディース・ホリデー」!
もちろん体を動かすヨガだけでなく、浄化法や呼吸法もお休みです。
プラブヨガの「準備の動き」もおこないません。
人によって長さはちがいますが、閉経前の女性は月1回、1週間弱の「ホリデー」があることになります。
このレディース・ホリデー期間中、何をするといいのでしょうか?
今日は女性の生理期間中のすごし方から、「日課」について考えてみましょう。
「レディース・ホリデー」は何もしない
ヨガがお休み…となると、ヨガを練習する習慣のある方は「時間」ができます。
生理の期間中、何をされているでしょうか?
わたしは、「建設的なこと」は一切しません。
- たっぷり二度寝を楽しむ
- 掃除をさぼる
- ご飯も適当にしかつくらない
…という感じでダラダラすごすわけですが、これが最高です。
用事がなければ外出さえしません。
だって「ホリデー」ですから!
「日課」を休むと、気づきがある
わたしたちは「なにか建設的なこと」をプラスするのがいいと感じがちです。
たとえば、早起きして走ったり、読書する時間をとったり…
なにか新しくて建設的なことをして、自分の望みを実現するのが「幸せに近づく方法」だと教育されてきたように思います。
もちろん新しい習慣や建設的な日課はすばらしいことですし、わたしはその1つとしてヨガをすすめる立場にありますが…
- 「なにか建設的なことを」
- 「もっと努力しなければ」
というプレッシャーが、「今の幸せ」をうばっているように感じるのも事実。
ヨガにかぎらず、「日課を休む」という引き算をすると、またちがった景色が見えてくるように思います。
たとえば…
- 予定をつめこみすぎている
- 〇〇の習慣はいらないかも
- 〇〇の時間をふやしたい
など、生活をふりかえる機会になることでしょう。
日課を休むと「後退している」感じがするかもしれませんが、それも学び深い経験。
「生理中のヨガ」にかぎらず、どなたでも意識して「日課を休む」機会をもっていただけるといいと思います。