生理中はヨガはお休み
こんにちは!ヨガを始めて、だんだん楽しくなってくると、生理期間中にもポーズをとったりしていませんか?!
伝統的なヨガでは生理期間中はヨガを休むように指導しているケースが多いです。
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生理中にヨガを休む理由
プラブヨガでは、生理中はヨガは完全にお休みです。ヨガのポーズも準備の動きも、そして「呼吸法」やヨガクリアと呼ばれる「浄化法」も全てやりません。リラックスのためのポーズもやりません。
なぜなら生理中は女性の体が浄化される期間だからです。この体の浄化を邪魔しないためにヨガは一切行いません。
生理が開始してから最初の3日間、というような日数限定ではなく、基本的に期間中は全てお休みです。
生理中にヨガをすると、効果が得づらいだけでなく、お腹が痛くなるなど体調面での悪影響もあるので、休まれることをおすすめします。
そして、空いた時間はぜひゆっくり休まれてください。
インドでは、生理中はお寺に行けない
インドでは、ヨガ以外にも、女性は生理期間中、お寺に行く事はできません。お寺で行われる「プージャー」というお祈りの儀式に参加することもできません。
これは、女性差別というように言われたりもしますが、本来の意味は「女性を休ませる」ことにあるようです。
お寺に行くだけでは別に疲れないのでは…?と思われるかもしれませんが、インドではこれがなかなか準備が大変。
お寺に行く前には、誰でも、沐浴(シャワーなどで身体を洗うこと)をして、洗濯された清潔な服を着て上をきちんと身なりを整えて出かけます。
日本ではいつでも快適な温度のシャワーを手軽に浴びることができますが、インドでは、シャワーがない、(浴びたいタイミングで)お湯が出ない、というのは珍しくありません。
お寺が開いているのは早朝か夕方なのですが、早朝からお湯を沸かして、バケツに入れた水と調整して…というところから始めると、身体を洗うだけでも「ふー」という感じです。
そういう日常に雑事から解放されてゆっくりしてもらおうというコンセプト、素敵だなあと思います。
さらにいうと、伝統的な価値観の中で暮らしている方々は、生理期間中はご飯も作らず、配膳もしないと聞きます。
家庭でそれがどれくらい守られているのかわかりませんが、家事から解放される!ってハッピーホリデーですよね。
女性を守ることが仕組み化されていているように感じます。
アーユルヴェーダでも生理中は、ヴァータと呼ばれる風のエネルギーが増える期間中なので、ゆっくりと静かに過ごすことがすすめられています。
ふだん、仕事に家事に育児に忙しい女性たち。
生理期間中は、ぜひゆっくり過ごされてください。