インド旅の準備あれこれ

こんにちは!
来週からインドに行ってきます。

目的は…

  • スピリチュアル・グル(師匠)に再会する
  • インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」の学びを深める

の2つです。

コロナ以降、スピリチュアル・グルには一度もお会いできていません。
グルのいらっしゃるアシュラム(お寺)を訪問しようにも、長い間「ワクチン接種3回」が義務づけられていてハードルが高かったのです。

昨年ようやく規制が緩和されて、グルとの再会が現実的になりました。

もう1つの目的である「アーユルヴェーダ」は、治療を受ける経験をとおして学びを深めるのと、
わたしの主治医ともいえるインド人のドクターが新しい施設をオープンするので応援したいという意図でしたが…

昨年9月に完成予定だったアーユルヴェーダ施設は未だに工事中で…
ドクターの自宅近くのコテージに滞在して治療を受けることになりました。

まさかの想定外がありつつも、心と体を癒し学びを深める旅にしたいと思っています。

ところで、コロナ前と後で旅の準備が様変わりしていることに気づきました。
コロナの影響というよりは、時代が進んでいる感じでしょうか。

今日はそんなインド旅の準備についてお話ししましょう。

送迎のやりとりはオンライン

インド旅は2020年の1月以来ですから約3年ぶり!今回で7回目の旅になります。

わたしはインドでの滞在がどこであれ、空港まで送迎をお願いするケースが大半でした。
スムーズに移動したいですからね。

入国して到着ロビーに出ると、わたしの名前が書かれたプラカードをもったドライバーさんが待っている…のが定番。

プラカードに名前が書かれている

到着時間とフライトの便名を伝えておけば、フライトに遅延があっても、ドライバーさんが情報をキャッチアップして迎えに来てくれる仕組みでした。

しかし、最近はそうではないようです。

最初に滞在するお寺に送迎をお願いしたら、
「Whats App」という…日本でいうところの「LINE」のようなアプリでドライバーさんとやりとりをするようにと通知が来ました。

到着の数時間前には、Whats Appにドライバーさんの電話番号を知らせるから…
手続きが終わって空港から出れる段階になったら、電話するようにとのこと。

ドライバーさんは、空港近くで待機しているようです。

うまくインターネットや電話がつながらない場合は…
空港のサポートデスクからドライバーさんに連絡してもらえばいいのだとか。

昔の「プラカード」方式では、最悪ドライバーさんと落ち合えない!ケースもあり得ますが…
オンラインで連絡がとれれば、確実に落ち合えますね。

いやいや、時代は進んでいます。

eSIM初体験!

現地でネットを使うための手段についても、「eSIM」という選択肢がふえました。

eSIMは、Embedded SIM(組み込み式のSIM)の略。

わたしたちのスマホに入っているSIMカードを物理的に入れ替える必要なく、
オンライン上の設定だけで、現地の通信会社から回線を借りてインターネットが使える仕組みです。

物理的なSIMカード

物理的なSIMとは違って、複数のeSIMをスマホに入れられます。
現地についたら使う回線を「ON」にして利用開始できるのだとか。

スマホの設定画面。
「eSIMを追加する」から追加できる

南インドに行くときは、だいたいマレーシアやシンガポールなど経由地があるので、
経由する国のeSIMをスマホに入れておけると、とても便利です。

なお、eSIMはコロナ前から流通していたのかもですが…
わたしはテクノロジーにうといもので、今回はじめて使います。

インドでネットを使う手段の比較

インド

そもそも、インドなど海外でネットを使うためには…

  • 国際ローミング
  • グローバルwifi
  • 日本でSIMカードを調達する
  • 現地でSIMカードを調達する
  • eSIM

などいくつかの手段があります。

「国際ローミング」とは、日本で契約している通信会社(ドコモとかauとか)のサービスを利用して、提携する現地の通信会社の回線を借りる仕組みです。

「グローバルwifi」は、いわば世界で使える「モバイルwifi」のこと。
機器を持ち歩いたり充電したりする必要がありますが、借りたら使えるから手続きが楽ですね。

そして、こんな感じの物理的なSIMカードを日本で調達し入れ替えておけば、現地でインターネットが使えます。

器具を使って、SIMカードを入れ替える

日本で調達できるSIMカードはインターネット回線のみで、現地の電話番号は手に入りませんが、
インドでSIMカードを調達すると、ネット回線だけでなくインドの電話番号も手に入るのが魅力。

最後の「eSIM」は、スマホに入った物理的なSIMカードを入れ替える手間なく、
設定画面で「eSIM」を追加するだけでインターネットが使えます。

メリット・デメリットはこんな感じでしょうか。

メリットデメリット
国際ローミング手続きが簡単(契約するだけ)、無料プランもあるプランにより割高になる場合がある、現地での通信会社を選べない
グローバルwifi手続きが簡単(借りるだけ)やや割高、充電や機器の持ち歩きが必要
日本でSIMカードを調達日本でSIMを入れ替えられる自分でSIMを入れ替える必要がある
インドでSIMカードを調達インドの電話番号が手に入る、安い現地で手続きが必要、日本のSIMカードを紛失するリスクがある
eSIM日本で設定できる、SIMを紛失する心配がない、安い設定やアクティベートを自分で行う必要がある

いろいろメリット・デメリットをあげましたが、一番重要なのは「通信の安定」でしょうか。
実はインドでは、ネット環境を整えているはずなのに、つながりが悪い…ケースがあったりします。

そして、地域により、どの通信会社が強いかわからない…というむずかしさも。

これまでの経験上、現地でSIMを調達するのがもっとも通信が安定する印象があります。
なぜなら、各地域で安定して使える通信会社を知ってるのは地元の人。紹介してもらえば基本的に外す心配がないからです。

しかし、上述のとおり、現地でのSIM調達はデメリットもたくさんありますので
今回は初のeSIMをトライアルします。

通信状況については現地で使って、またレポートしましょう。

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