「まさかりカボチャ」とコミュニケーション

こんにちは!
カボチャがおいしい季節です。

みなさんは、あっさりしたカボチャと甘くてホクホクのカボチャのどちらが好きでしょうか。

わたしは後者のホクホク系が好み。
甘くてホクホクしたカボチャを楽しむのが至福のひとときです。

先日、めずらしいカボチャを入手しました。

「まさかりカボチャ」といって、「まさかり」や「斧」でないと切れないくらい皮がかたいカボチャです。

実際、包丁で切ろうとしましたが、まったく歯がたちません。
「皮」というよりは「殻」ですね。

恐竜の卵のようで、びくともしないのでした。

さて、「斧」を持っていない人はどうするかというと…
「まさかりカボチャ」を袋に入れて、コンクリートに落として「たたき割る」のです。

youtubeに動画が上がっていたのでリンクを貼っておきましょう。

とはいえ、たたき割らなくても、丸ごと鍋で煮こんだら食べられるだろうと
軽く考えて煮はじめましたが…

全然やわらかくならないです。

結局、3時間くらい煮こんだでしょうか。
ようやく包丁が入ったときには、ほっとしました。

今日は「まさかりカボチャ」についてご紹介しつつ、コミュニケーションに話を広げたいと思います。

おいしすぎる!「まさかりカボチャ」

「まさかりカボチャ」は皮がかたくて、包丁で切れませんし、
ふつうのカボチャよりも煮こむ時間が必要です。

しかし、苦労して準備するだけの価値があると思います。

まさかりカボチャ

なぜなら、かたい皮(殻)の中身は、
今まで味わったことがないくらい…甘くてホクホクの果肉が待っていたからです。

ホクホク系の甘いカボチャが好きな方には、ドンピシャだと思います。

栗のような、サツマイモのような濃厚な甘味とホクホクしたおいしさは、
新種のデザートのように感じました。

機会があれば、ぜひ召しあがってください。

「まさかりカボチャ」に似た人

グル

そんな美味しい「まさかりカボチャ」を味わっていると…
ふと、「まさかりカボチャ」のような人物が思い浮かびました。

自分にも他人にも厳しくて、「まさかりカボチャ」のようなハードな印象があるものの、中身は「ものすごくやさしい」人です。

みなさんの周りにも、そんな人がいないでしょうか。

やさしさ(甘さ)はふだん、奥に隠されていますが、
そのやさしさが表に出ると、みんなをとろけさせます。

「まさかりカボチャ」と同様に…かたい外見にまどわされず、勇気をもって近づいてみると
「実はものすごくいい人だった」という黄金の甘さを味わえるものかもしれませんね。

聖者の話と「まさかりカボチャ」

さて、「親と子のコミュニケーション」に関しては、
親が子にたいして「まさかりカボチャ」のようであってはいけない…!

と南インドの聖者が話されていたのを思い出しました。

すみません、嘘です。

正確には「まさかりカボチャ」ではなく、「石の中に閉じこめられたハチミツのようであってはいけない」という喩えだったと記憶しています。

親の愛情が「石の中に閉じこめられたハチミツ」のように、隠されたものであるべきではないというお話ですね。

石をたたき割って中身を確認しなければわからない愛情ではなく、
簡単に伝わるようにしなさい…とおっしゃっていました。

「子どものためを思って…」厳しくされる親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、
子どもが理解できる愛情を表現する必要があるのでしょう。

わが家に子どもはいませんが、子どものように無邪気な老犬がいます。

シロ
呼んだ?


わたしは甘々なもので、愛犬のシロさんから「ちょろい♪」と思われていることでしょう。

愛情ややさしさ、親切心を照れ隠ししたり見えないようにしたりせず…
必要な場面でしっかり表現していきたいですね。

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