「続ける」のハードルをさげる

こんにちは!今日は、新しい習慣を「続ける」ためのハードルの下げ方について、お話ししたいと思います。

「続ける」の定義をみなおす

「自宅でヨガの練習が続かない」という話を、わりとよく聞きます。
わたしたちは、ヨガに限らず、何か新しいことをはじめたときに、続けるのが難しい…ということがあります。

そんなときは、「続ける」の定義をみなおしてみるといいかもしれません。

不定期だけど、時々やる。そういう状態が続いているなら、立派な「継続」です!
「週に1回」「3日に1回」「毎日」というように、コンスタントに取り組めていなくても、時々思い出したようにでも「やれている」ってすごいこと。

長い目で見れば、「続いている」と十分いえるでしょう。

頻度が低くても、続けていれば効果が感じられ、そうすれば「もっとやりたい」という気持ちがもわいてきます。
習慣化されると、今度は「やらないと、なんか気持ち悪い…」という状態になり、苦労せずに続けられるようになります。

いきなり、目標を高くしない

新しい習慣をつくるのは、誰にとっても難しいもの。
だからこそ、いきなり、高い目標を設定しない方がいいと思います。

たとえば、ふだんヨガをする習慣がない人が、「毎朝、ヨガを1時間やる!」と決めても、なかなか難しいと思います。
なぜなら、「毎朝」と「1時間」という、2つの難しい要素がふくまれているからです。

「毎日」やるだけでも、1日のスケジュールを調整する必要があります。
さらに、「1時間」というまとまった時間を確保するとなると、生活に大きな変化を伴いますので、習慣化のハードルを上げているといえるでしょう。

もちろん、「毎日、やろう」という意気込み自体はすばらしいこと!
いきなり実行するのではなく、「半年くらいかけて、毎日、やれるようにしよう」くらいの方が、気楽で続けやすいのではないかと思います。

最初のうちは、

  • 「毎日やろうと思ったけど、忘れてた!」もOK
  • 「毎日やりたいけど、今日は忙しくて時間が取れなかった…」もOK
  • 寝坊した…!今日は、5分だけ」もOK
  • 「やばい…数日間、まったくできてない…」もOK

できない日があっても、またその翌日から、何事もなかったように、続ければいいだけです。
「毎日できない自分」をせめる必要はありません。

自分に厳しいルールを課さない

毎日、一定の時間やらないと「続いている」と認めない…というような、厳しいルールを自分に課すのはやめた方がいいですね。

ヨガの師であるプラブジが、以下をおっしゃっていました。

・日本人は様々なルールの中で、ルールにしたがって生きている

既にたくさんのルールを守っているのだから、自分自身にまで厳しいルールを課さなくてよい

たしかにそうだと感じます。

わたしたち日本人は、基本的にルールに従うし、約束を守る文化の中で生きています。
「自分自身と約束したから、なにがなんでもやる」という思考は、成長の原動力になることもありますが、時に自分をつらくさせます。

わたし自身、ハードルが高い方が燃えるといいますか…達成感がほしくて頑張ってしまう方なのですが、長い目で見ると、やはり、「頑張りすぎ」「やりすぎ」はいい結果につながらないと感じています。

自分にやさしく、少しずつ「習慣」をつくっていきたいですね。

Follow me!