パンチャカルマ2. 至福の時間

こんにちは!
南インドのケララ州は現在、雨季。

激しい雨やしっとりした小雨、曇り空が交互にやってきつつ…

昨日は、久しぶりに気持ちのいい快晴でした。

トリートメントがない午後は、みんなで海に入ったり、お散歩したりと楽しくすごしました。

犬が見守ってくれる

さて、「パンチャカルマ」がはじまって、今日で6日目です。

毎日、気持ちよくて、気持ちよくて…
至福の時間をすごしてます。

今日はそんなパンチャカルマの様子をレポートしましょう。

至福のアビヤンガ

アーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」には、

  • 準備
  • 本番
  • アフターケア

の3段階があって、わたしは今は「準備」の期間にいます。

そして、この「準備」期間は基本的に気持ちいいトリートメントが多いのです。

代表的なものが、アビヤンガ。

あたためた薬草オイルで全身をマッサージしてもらいます。

薬草オイル

2人のセラピストさんが、同時にマッサージしてくださるのですが…

動きがピッタリとシンクロしていて、気持ちいいことこの上ないです。

体だけでなく、頭や顔もマッサージしていただけるので、全身がとろけそうな毎日です。

至福の全身パック

クレイパック

アビヤンガが終わったら、レーパン(lepam)とよばれる泥パックの時間です。

正確には「泥」ではなく、「ハーブ」をミックスした粉末をオイルや牛乳などでペースト状にしたものを全身に塗って、しばらく時間をおきます。

ハーブの薬効が全身に浸透するのを待つのですね。

わたしはここ数日、このレーパンを受けていますが、日によってハーブが違っています。

  • 皮膚を改善するもの
  • 血液循環をよくするもの
  • 炎症を鎮静させるもの

と、レーパンの目的はいろいろ。

全身にあたたかいパックをすると気持ちいいですし、やや発汗効果があるので、汗が少しでてクールダウンする感覚も楽しめます。

至福のスチーム

さて、気持ちのいいオイルマッサージと全身パックが終わったら、〆はサウナです。

アーユルヴェーダでは頭をあたためるのはよくないと考えるので、首から下を蒸します。

サウナには座るタイプと寝るタイプがあって、今回は座るタイプ。

箱の中に座って、顔だけを外に出します。

体は箱の中

箱の中は蒸気でいっぱいですから、あっという間に汗をかきますし、

顔は外にでていて苦しくならないので
サウナが苦手な方にもおすすめです。

気持ちよく全身に汗をかけるだけでなく、

オイルやハーブのパックの薬効がさらに浸透していく感覚もありますね。

いやいや、至福の3兄弟、最高です。

薬草オイルをおとしすぎないように、豆の粉をペーストにしたもので体を洗ったら終了です。

豆粉は天然のボディソープ

みんなの変化がすさまじい!

今回、わたしもふくめて9名がご一緒していますが、みなさんの変化に驚かされています。

今日ご紹介した1回のトリートメントで、

  • 顔色
  • お顔の輪郭
  • 表情
  • 雰囲気

が一変しているのです。

特にお肌の透明感がわかりやすいでしょうか。

外見だけでなく、体調不良が改善されるなど、それぞれ効果を感じていただけているご様子。

1日でも大きく変わるわけで、毎日この至福のトリートメントを続けていたら、2週間後はみんなどうなってしまうんだろう?とワクワクしています。

この先、トリートメントはだんだん激しさを増していくのですが…

今は嵐の前の静けさ、いえ、気持ちよさを楽しみたいと思います。

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