「いい痛み」と「危険な痛み」
こんにちは!
先日、ヨガと痛みについてお話ししましたが…
ヨガで生じる痛みには、「いい痛み」と「危険な痛み」の2種類があるように思います。
たとえば、「筋肉痛」は「いい痛み」。
筋肉痛のメカニズムは科学的に明らかになっていないものの、「筋肉をより強くするプロセス」ではないかと考えられています。
一方で、危険な痛みもあるので、どういう「痛み」なのかを理解するのは大切なこと。
今日は、ヨガにまつわる「体の痛み」について掘り下げて考えてみましょう。
Contents
「いい痛み」と「危険な痛み」のちがい
ヨガで生じる「体の痛み」のなかで、「いい痛み」と「危険な痛み」のちがいは…
- 痛さの程度
- 痛みがつづく期間
などで分けられると思います。
「ものすごく痛い」なら「危険な痛み」の可能性が高いので、すぐに診察を受けるなど対処した方がいいでしょう。
また、痛みがなかなか引いていかず、長期化する場合も「ケガしている」可能性があるので注意した方がいいといえます。
逆にいうと、痛みの程度がそれほどでもなく、短期間でおさまっていくようであれば…
「いい痛み」かもしれません。
「いい痛み」とは、体が変わっていくプロセスで生じる痛みといいましょうか。
「筋肉痛」を筆頭に、体が開いていくときに生じる痛みもあります。
「痛み」への対処
とはいえ、たとえ「いい痛み」であっても…
「痛み」は体になんらかの異常が発生しているというサインなので、基本的には生活をペースダウンした方がいいでしょう。
たとえば「筋肉痛」のときは、お風呂で長めに体をあたためると、楽になっていきやすいです。
ヨガの師プラブジは「筋肉痛を楽しんで」とよくおっしゃいますが、筋肉痛でも「痛い」ですから…
早く痛みがひいてくれた方がいいですよね。
激しい痛みや長期化している痛みなど「危険な痛み」は、レントゲンをとるなど客観的に状態を知ることも大切です。
そして、原因として思いあたることがあれば、ストップする必要があるでしょう。
「いい痛み」なのか、「危険な痛み」なのか判別がつかないときは、しっかり休んで様子をみるのがいいと思います。
痛みとうまくつきあいつつ、手ばなしていきましょう。