ヨガで体を痛める?!
こんにちは!
残念ながら…「ヨガで体を痛める」のは、めずらしい話ではありません。
ヨガ仲間と話していると「ヨガで体を痛めた話」をよく耳にしますし、
実際、わたしもプラブヨガ以外のヨガで坐骨神経痛が慢性化して苦しんだ経験があります。
健康になりたくてヨガをしているのに、ヨガで体を痛めてしまうなんて…
本末転倒ではないでしょうか。
今日は「ヨガで体を痛める」背景を考えてみましょう。
ヨガで体を痛める3つの理由
ヨガで体を痛める理由としては…
- ポーズの前に準備をしない
- 完成形が決まっている
- 「ゆっくりだから大丈夫」という誤解
などが関係しているように思います。
マラソンも野球も…はじめる前に体操など「準備」をおこなうのが当たり前ではないでしょうか。
しかし、プラブヨガ以外のヨガのクラスでは、いきなり体を伸ばしてポーズをとるのが一般的。
「準備」なく「本番」のポーズをしたら、体を痛めても不思議ではないと感じます。
そして、先生がとるポーズの形が「完成形」で、それに近づくように指導されるケースが多いでしょうか。
各人の骨格や体の構造のちがいは、ほとんど考慮されないといえます。
というわけで、ヨガで体を痛める理由の1つめと2つめは、クラスの問題だと思いますが…
最後の3つめは、ヨガをされるご本人の「誤解」が関係しているかもしれません。
「ゆっくりだから大丈夫」という誤解
ヨガは呼吸とともにゆっくり動くので…
- 運動強度が低い
- ちょっとくらい無理しても大丈夫
と思われていないでしょうか。
たしかに、一般的なスポーツと比較すると運動強度は低めですが、
だからといって、無理して体を伸ばしていいわけではありません。
「ゆっくり動けば、大丈夫」というのは「誤解」です。
ヨガの師であるプラブジは、「ゆっくり動いた方が危険な動きもある」とおっしゃっていました。
- ゆっくり=簡単
- ゆっくり=安全
とはいえないのです。
ヨガはパワフルな効果をもつ分、注意するべきこともあります。
無理に体をストレッチして、痛めてしまっては本末転倒ですから…
「これくらい、大丈夫」「えいやー!」というのはやめましょうね。
南インドで古代からつづくプラブヨガでは、ポーズの前に「準備」をおこない、
同じ「完成形」のポーズをゴールにしません。
「ヨガで体を痛める」リスクは、かぎりなく低いのではないかと思います。
未体験の方は、ぜひご体験を!
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