「雨水」こそ最高の水?!
こんにちは!
以前、ヨガの師であるサティシュジが「雨水がもっとも体にいい」とおっしゃっていたので、雨水を貯めて飲んでみました。
もちろん、雨水はそのまま飲めないので…
- ろ過して貯める
- 2時間ほど煮沸する
などが必要です。
雨水は特に「腎臓」にいいそうで、どんな高価な温泉水よりも
効果的だと聞きました。
今日は「雨水」をどうやって飲むか…
そして、雨水を飲んでしまったわたしの結末をご紹介しましょう。
「雨水」の貯め方
雨水を飲むためには、まずは「貯める」ところからスタートです。
バケツや鍋など容器を用意し、木綿の布を5枚ほどかぶせて「ろ過」します。
小さなゴミや有害物質などが入らないように、木綿の布を「ろ過装置」にするわけですが…
5枚もかぶせると、はっきりいって雨水はなかなか貯まりません。
大雨がふっても、数滴しか容器に残らなかったりしますし、「一滴も残らない」ときさえあります。
記録的な大雨がつづいて、ようやく1~2センチ貯まるくらいでしょうか。
つまり、バケツくらいの大きさだと、数日の雨では飲める量にはならないのです。
そのため、ある程度の量が貯まるまでは、冷蔵庫に入れてキープしていいと聞きました。
今回、1リットルの雨水を貯めるのに2ヶ月くらいかかったはずです。
「雨水ウォーター」のつくり方
さて、雨水が貯まったら、後は煮沸するだけです。
弱火で2時間ほどかけて、じっくり煮沸します。
1リットルの「雨水」を2時間かけて煮沸すると…
なんと、残ったのは「ほんの一口だけ」でした。
一番小さい弱火で煮沸しても、残るのは「ほんの一口」!
なかなか厳しい世界ですよね。
気になるお味は、まろやかで飲みやすい感じでしたが、少量だったので、
味について詳しくコメントできそうにありません。
調べてみると、雨水にはミネラルなどがふくまれないので、
一般的に「おいしい」感じにはならないようです。
逆に、お茶やコーヒーなどにつかうと、おいしくいただけるのだとか。
「雨水」を手軽にとりいれる方法
というわけで、雨水を貯めて飲むのはむずかしいとわかりましたが…
「雨水」をもっと手軽にとりいれる方法があります。
それは「野菜や果物を食べる」ことです。
野菜や果物には、生きた「雨水」がたくさんふくまれていますから。
「雨水を飲むなんて、信じられない…」「不衛生なのでは?」と感じる人も、
日々、野菜や果物から雨水を体にとりいれているのです。
かなり前に勉強した「ローフード」の世界では、野菜や果物にふくまれる水分を「リビング・ウォーター(生きた水)」とよび、「体にいい」と考えられていました。
リビング・ウォーターを体内にとりいれることが、生の野菜や果物を食べる目的の1つだったはず。
野菜や果物をとおして、雨水をとりいれるのもいいですね。
雨水が宿っていることを意識しつつ、食事を楽しみましょう。