暑い日の水分摂取

夏

こんにちは!
インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では、「白湯」がよくすすめられます。

こちらの記事でご紹介したように、「常温の水」であっても体温より低いため、体を冷やすのですすめられません。

体を冷やすとは、内臓が冷えること。
内臓は冷えにより機能が低下するので、冷たいものをとらない方がいいという考え方です。

しかし、暑い夏も「白湯」がいいのでしょうか?

今日は暑い日の水分摂取や「冷たいもの」とのつきあい方について、考えてみましょう。

「湯ざまし」を飲もう

湯ざまし

暑い日に熱い飲み物…
おいしく感じるならそれもいいでしょう。

しかし、体が熱っぽくて「白湯なんて飲みたくない!」と感じる日もあるかもしれません。
アーユルヴェーダの古典書では、そんな時に「湯ざまし」がすすめられます。

しっかり火で沸かしたあと、熱をさまして常温になった「湯ざまし」です。

単なる常温の水よりも、常温だけれど、火の要素が入った「湯ざまし」がいいのだと思います。
ちなみに、古典書では冷水をふくめ、「冷たいもの」はすすめられていません。

「冷たいもの」がほしいときは?

冷たいもの

アイスクリームにかき氷…夏には魅惑的な「冷たいもの」がたくさんあります。

アーユルヴェーダの古典書には反しますが…
「冷たいものを飲みたい!食べたい!」と感じるならば、少しとりいれるといいと思います。

できれば、口の中で常温にもどしてから食べたり飲んだりするといいでしょう。

口に冷たいものが入るだけで、意外と満足したりするので、
必ずしもお腹まで冷やす必要はないと思います。

一方、冷たさは口や体を麻痺させるので注意したいところ。
だんだん味を感じなくなっているのに、惰性で飲んだり食べたりしていないでしょうか。

冷たいものは楽しむためにほどほどにとりいれて、夏を快適にすごしましょう。

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