ヨガは万能ツール

ヨガ

こんにちは!
インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では、ヨガがよくすすめられます。

インド人のアーユルヴェーダのドクターが「運動してください」と指示するときの「運動」は、ほぼ「ヨガ」を意味するくらいです。

なぜ「ヨガ」がいいのか?
それは、風・火・水すべてのドーシャの乱れに効果的だからです。

ドーシャとは、わたしたちの体のなかに存在する風・火・水のエネルギーで、人によってバランスがことなります。
(詳しくはこちらから)

今日はなぜ風・火・水のすべてのエネルギーの乱れに「ヨガ」がいいのか、それぞれ理由をお話ししましょう。

風のエネルギーの乱れにヨガ

風

風のエネルギーが乱れているときは…
暴風がふいている嵐をご想像いただけるといいでしょう。

痛みや便秘などの不調がおこりやすく、特に心が不安定になりがちです。

「ヨガ」はゆっくりした呼吸と動きを組みあわせることで、心をおちつけてくれます。
呼吸法をあわせておこなえば、より効果的。

動きまわって落ちつきがない…風のエネルギーが乱れた人にピッタリなのが「ヨガ」です。

火のエネルギーの乱れにヨガ

火

火のエネルギーが乱れているときは、
炎がメラメラと燃えさかっている様子をご想像いただくといいでしょう。

炎症や下痢などがおこりやすく、心は血気さかんな状態になるので、人と競争するようなスポーツは逆効果。

もちろんゲームとしてスポーツを楽しむ分にはいいですが、
火のエネルギーがアンバランスになっているときは、「勝ち負け」にこだわりがちです。

だから、水泳やウォーキングなど個人でおこなう運動がいいでしょう。

「ヨガ」は個人でやるものですから、火のエネルギーの乱れにちょうどいいといえます。

体をクールダウンする「呼吸法」と組み合わせておこなえば、より効果的です。

水のエネルギーの乱れにヨガ

水

水のエネルギーが乱れているときは、
一箇所でとどこおっている水をご想像いただくといいでしょう。

水は流れていないと腐っていくので、よく動いて流す必要があります。

だから、水のエネルギーが乱れているときは運動全般がいいのです。

ただし、水のエネルギーがアンバランスになると怠惰になりがちなので、
激しい運動をしようと思ってもつづかないかもしれません。

その点、「ヨガ」ならバテるほどの運動強度ではないので、つづけやすいでしょう。

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というわけで、今日はすべてのエネルギーの乱れにヨガが効果的な理由をご紹介しました。

ヨガで3つのエネルギーのバランスをととのえていきたいですね。

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