セルフ・プラクティスで「変える力」を育む
こんにちは!
ヨガのクラスに参加する以外に、ご自宅でヨガの練習をされているでしょうか。
もちろんクラスに出るだけでも効果はえられますが、毎日練習するのが習慣になると、また違った世界が見えてくるように思います。
どんな世界が見えるかというと…
「変えられないと思っていたことが、変えられることに気づく」世界かもしれません。
今日は、ヨガの1人練習「セルフ・プラクティス」から「変える力」について考えてみましょう。
変えられるものと、変えられないもの
インドの伝統的な価値観では、幸せな人生のために
- 「変えられるもの」を変える
- 「変えられないもの」を受け入れる
姿勢がすすめられます。
たしかに、「変えられないもの」を変えたい!と躍起になっても、何もえられないばかりか疲れるだけでしょう。
「変えられないもの」を受け入れて、「変えられるもの」を変えていく人生の方がよほど幸せです。
しかし、わたしたちは「変えられるもの」と「変えられないもの」を正確に分別できるのでしょうか。
ヨガの練習をつづけていると「変えられない」と思っていたことが、「変えられる」ことに気づいてハッとすることがあります。
たとえば、「ここまでしか後屈ができない」と思っていたのが、実は違っていたりするのです。
「わたしの体では、〇〇ができない」という呪縛が次々とこわされていくのがヨガのセルフ・プラクティス。
「変えられない」と思っていたものが、ただのマインドブロックだったと気づかされる瞬間です。
セルフ・プラクティスをつづける意味
とはいえ、ある日突然、「変えられない」ものが「変わる」わけではありません。
毎日セルフ・プラクティスを続けると、少しずつ変化していくプロセスを楽しめるでしょう。
- 「変えられない」
- 「あれ?変えられるかも?」
- 「変えたい」
- 「変わるはず」
- 「変わった!」
…と変化を見守っていけるのです。
続けているからこそ味わえる喜びだと思います。
何が本当に「変えられない」か「変えられる」かの線引きは自分ではむずかしいので、実際につづけてみるのが一番ではないでしょうか。
毎日5分でも大丈夫
セルフ・プラクティスは、たくさん時間をとらなければならないわけではなく…
1日5分でも効果を感じていただけると思います。
寝る前に5分くらいなら、忙しい方も時間をとりやすいのではないでしょうか。
週に1回1時間まとめてやるよりも、毎日5分続けた方が変化を楽しめるはず。
もちろん、毎日5分以上やれるなら、ぜひそうされてください。
- 時間がないから、できない
- 短時間だと意味がないから、やらない
なども、ある種の「マインドブロック」だと思います。
マインドブロックをはずして、「変えられる」人生を楽しんでいきましょう。