アーユルヴェーダと予防医学

こんにちは!
昨日は「ヨガを続けると医療費をへらせる」話をしました。
ヨガには「予防医学」としての側面もあるのです。
同じインドで生まれ、ヨガと姉妹のような関係にあるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」も「予防医学」として注目をあつめています。
実は「アーユルヴェーダ」の知恵は古くから日本に伝わってきているので、わたしたちにとって身近なものも多いです。
たとえば…
- 早寝早起き
- 規則正しい生活
- 腹八分目
など…日本人が「健康によさそう」と感じるものが、アーユルヴェーダ由来の知恵だったりします。
そんなわけで、今日はわたしたちにも身近な「アーユルヴェーダ」の知恵について、「予防医学」的な観点で考えてみましょう。
Contents
アーユルヴェーダは「予防医学」

インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」の目的は
- 健康な人をより健康にする
- 病気の人を治療し、快復させる
の2点だと言われています。
この「2点の順番はとても大切」だとインド人のドクターから教えてもらいました。
つまり、2つめの「病気の治療」よりも、1つ目の「健康な人の健康度UP」の方が重要なのです。
なぜなら、健康なうちに「ちょっとした不調」をケアして健康度を高めれば、病気と無縁でいられるからです。
病気になるほど体調を悪化させない「予防医学」的な知恵が「アーユルヴェーダ」といえます。
健康になるためのコスト

健康になるための「コスト」という観点でも、「予防医学」が重視されます。
なぜなら、病気の人を健康な状態まで快復させるよりも、
健康な人の「ちょっとした不調」を改善し健康度を高める方が簡単でコストがかからないからです。
健康になるための「コスト」とは、
- 身体的
- 時間的
- 経済的
な負担のこと。
病気と診断される状態までなると、治療で心身に負担もかかるし、時間とお金も必要になってきます。
より少ない負担で「健康」をえるためには、健康なうちに対処するのが基本です。
だから、アーユルヴェーダは日々の生活の仕方について具体的にアドバイスします。
冒頭でご紹介した…
- 早寝早起き
- 規則正しい生活
- 腹八分目
これらはアーユルヴェーダの知恵であり、まさに予防医学そのもの。
地味でおもしろみがないかもしれませんが…
「軽いうちに対処すれば、大事にならない」のは事実。
楽しみながら取りいれたいですね。
春の不調についてアーユルヴェーダ的なアドバイスはこちらから。