春の不調とセルフケア
こんにちは!
春が近づくこの季節、体のだるさや花粉症の症状に悩まされていないでしょうか。
インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」の考え方では、冬から春にかけて、「地と水のエネルギー」が増大します。
この地と水のエネルギーは重さをもたらし、春の不調につながると考えるのです。
主な対処法としては…
- 運動する
- 昼寝しない
- 苦い、辛い、渋い食べ物をふやす
- 甘い、重い、冷たい食べ物をひかえる
というあたりが王道です。
そろそろ心と体が本格的に開きはじめる季節。
春の不調がある方も、まだまだ冬気分の方も、セルフケアをとりいれて快適な春をむかえましょう。
春の不調に「やった方がいいこと」
冬から春にかけて、「運動」が特におすすめです。
インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では、運動により、この時期に増える「地と水のエネルギー」の重さを軽減し体を軽く保てると考えるからです。
何も激しい運動をする必要はありません。
鼻で呼吸でき、軽く汗ばむ程度の運動がちょうどいいでしょう。
そう!ヨガです。
ヨガはちょっと…という方は、散歩するだけでも効果的。
楽しめる運動で、運動強度が高すぎないものをとりいれると、体のエネルギーがめぐりはじめるでしょう。
食べ物では、
- 苦い
- 辛い
- 渋い
ものがおすすめです。
これらの味は、地と水の重いエネルギーを軽減してくれる効果があります。
たとえば、ほろ苦い山菜。
フキと味噌をあえたフキ味噌なんて最高ですね。
お味噌汁に七味唐辛子を加えてもいいし、渋いお茶で一服するのもおすすめ。
ターメリック、コショウ、クミンなどスパイスを使うのもいいでしょう。
ぜひ楽しみながら食卓にとりいれてみてください♪
春の不調に「やめた方がいいこと」
眠くなりがちな春…やめた方がいいことに「昼寝」があります。
体がだるいからといって、昼寝をしていると、余計に体が重くなってしまうからです。
夜間にしっかり眠り、日中は昼寝せずに活動するのがいいでしょう。
食べ物では、
- 甘いもの
- 重いもの
- 冷たいもの
をひかえるのがおすすめです。
お菓子のほか、砂糖がふくまれる料理も減らした方がいいでしょう。
油をたくさん使う料理や乳製品など「重いもの」も少ない方がいいです。
乳製品を使った甘いケーキ…は、「甘い・重い・冷たい」のコンビネーションなので、これからの季節はあまりよろしくないですね。
もちろん一切食べるなとは言いませんが、できる範囲で減らせると、春先により快適さを感じていただけると思います。
ヨガをして、ほろ苦い山菜を食べて、楽しく体をととのえていきましょう。