新プロジェクト「Kindle」本を出版します!

こんにちは!
10月15日 吉日である「ヴィジャヤ・ダシャミー」の日に、わたしは、ある本の執筆をはじめました。

どういう本か?というと、わたしが甲状腺の病気「バセドウ病」になり、「アーユルヴェーダ」というインドの伝承医学の治療で寛解した話。

「バセドウ病」という特定の病気に関わらず、病気になったり体調不良を感じたりしたときに、日本のふつうの病院(=西洋医学)以外にも選択肢があることを伝えるための本です。

なぜなら、「西洋医学」の薬や治療法副作用が強く、短期的に症状をおさえることができても、根本的には治癒せず、長期的な「心身の幸福」につながっていないと感じる経験をたくさんしてきたからです。

「西洋医学」以外の選択肢とは、いわゆる「代替医療」といわれるもの。

病気や医療の話なんて「ヨガと関係ないのでは?」という声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
実は「ヨガ」代替医療の1つ。
「ヨガセラピー」という、病気の治療に特化したヨガもあります。

わたしは、ヨガにかぎらず、様々な知恵で「自分の心身を楽にする方法」を伝えていきたいと思っています。

このブログで少しずつ記事を書いていって、来年の春頃にはそれらをまとめてKindleで出版する予定です。
今現在、病気や体調不良がある方も、まったくもって元気だ!という方も、「いざとなったら、そうやって病気を治すこともできるんだ」という選択肢の1つとして、お読みいただけると嬉しいです。

「代替医療」とは?

「代替医療」という言葉自体が、あまり聞きなれないかもしれません。

「日本補完代替医療学会」によると、「代替医療」とは、

「現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称」

日本補完代替医療学会 (jcam-net.jp)

つまり、「科学的なエビデンスがない医療」ということですね。
具体的にどんなものがあるかというと、

伝承医学(アーユルヴェーダ、ユナニ医学、チベット医学、中国医学など)

免疫療法(リンパ球療法、ビタミン療法など)

食事療法(薬効食品、抗酸化食品、免疫賦活食品など)

植物療法(ハーブ、アロマセラピー)

その他(心理療法、オステオパシー、カイロプラクティックなど)

など。
日本では「中国医学」にふくまれる「漢方薬」がおなじみですね!
ふつうの病院でも、漢方薬が処方されますし、ドラッグストアでも手に入ります。

「肩がこった」「腰がいたい…」などで「鍼灸」のお世話になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
これも、「代替療法」!
そう考えると、日本人にとっては、わりと身近なものだと思いませんか?

実際、世界の人口比率からみると、西洋医学で治療をしている割合はそれほど高くなく、

国連世界保健機関(WHO)は世界の健康管理業務の65から80%を“伝統的医療”と分類しています。」

日本補完代替医療学会 (jcam-net.jp)

とのこと。

  • 「風邪をひいたら、解熱剤を飲む」
  • 「お腹が痛いから、痛み止めを飲む」

という西洋医学的なアプローチは、世界で見ると、特に多数派ではないということです。

「西洋医学」と「東洋医学」に優劣はない

「代替医療」の「代替」という言葉でみると、メインが「西洋医学」であり「代替医療」は補完する立場でしかないように見えます。
つまり、「西洋医学」が優れていて、他は劣っているということ。

でも、わたし自身は、必ずしもそうではないと感じますし、逆に「代替医療」の方が優れているとも思いません。

優劣をつける意味がないということです。

なぜなら、「わたしたちが健康で幸せになること」が目的であって、どんな医療であれ、治療法はそのための手段でしかないからです。

もちろん、治療として効果がないと話になりませんが、たとえば、
「西洋医学」には「西洋医学」のよさがあるし、「東洋医学」には「東洋医学」のよさがあります。
そして、その「よいところ」はそれぞれ異なります。

「統合医療」のすすめ

医療のための人間がいるのではなく、人間の幸福のために医療があるわけですから、それぞれのよいところを取り入れたらいいと思います。

「西洋医学」と「代替医療」を組み合わせ、補完し合う治療を「統合医療」といいます。

ただし、わたしも含め、医療の知識がないふつうの人が独学で判断し、いいところを取り入れようとするのは難しいものがあります。
「代替医療だけで治療する!」といっても、ご家族などの納得も得られないでしょう。

それぞれの立場の専門家(医師)に相談し、サポートしてもらいながら「健やかな心身」を自分で求めていく必要があると感じています。

わたし自身は、「西洋医学」で定期的に「検査」して状況を客観的に見ながら、インドの伝承医学である「アーユルヴェーダ」で治療を行いました。

西洋医学のいいところは、検査で状況を可視化できる点だと感じています。
検査結果が改善すれば、治療に効果があることが客観的にわかりますし、周囲の納得も得られやすいです。

何か1つの治療法に固執するのではなく、バランスをみて、自分に必要なものを選択することで、心身を回復できれば何よりですし、この本がその助けになれば幸いです。

週に1~2回ほど、こんな話をしてきいたいと思います。

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