LCCが破格…!海外へ行こう!な話

こんにちは!
昨日はひどい雨でしたが、みなさんがお住まいの地域は大丈夫でしょうか。

そろそろ関東も梅雨入りしそうですね。

さて、わたしは最近ベトナムを旅してきましたが…
東京から神戸に行くのと、成田からベトナムに行くのがほぼ同じ値段なのをご存じでしょうか。

最近のLCCはすごい…!です。
今日は、ベトナムを中心に海外旅行が格安な話をしましょう。

夏休みのご参考になれば幸いです。

神戸とベトナムは、同じ値段で行ける

旅

関東から出発する場合、神戸に行くのとホーチミンに行くのでは、だいたい同じ値段で行けます。

今回のベトナムの往復チケット(成田⇔ホーチミン)は、日本円でおよそ34,000円でした。

足をのばせる席を指定してこの値段なので、もし座席指定しなければ往復31,000円ほど。
つまり、片道15,500円でベトナムに行けるのです。

一方、わたしの実家は神戸なのですが…
東京駅から新神戸駅まで新幹線に乗ると、15,490円になります。

成田からベトナムに行くのと、東京から新神戸に行くのが、だいたい同じくらいの値段といえますね。

「ベトジェット」の運賃は破格…!

今回の成田からベトナム行きは、vietjet(ベトジェット)というベトナムのLCCを利用しました。

往復34,000円でも「安っ!」という感じですが…
料金の内訳を見ると、さらにびっくりさせられます。

内訳(赤線にご注目!)

片道の「運賃」はなんと8.85ドル…!
仮に1ドルを136円とすると、1,204円ほどに設定されているのです。

1,204円というと、ちょっとした電車賃レベルではないでしょうか。

  • 空港料金:20ドル(2,720円)
  • 燃油サーチャージ:55ドル(7,480円)
  • 「サービス」名目の座席指定費:11ドル(1,496円)

などの費用よりも、「運賃」が安いわけです。

こんなことってあるのだろうか?とビックリさせられますね。

「ベトジェット」のメリット

こんなに安くて「ベトジェット」は大丈夫なのか…と不安に思われるかもしれませんが、
フライトはものすごく快適でした。

足をのばせる広めのシートを指定していたせいか、6時間のフライトのほとんどを熟睡できましたし、遅延もほぼなかったです。

逆に、復路は定刻よりも15分ほど早く着いたくらいでしょうか。

LCCなのでスクリーンや機内食、毛布の貸し出しなどはありませんが(飲食は有料で提供)、
必要なものは持ちこんでおけばいいので、特に不自由は感じません。

むしろ、変な時間に「機内食」を食べるよう起こされたりしない分、放っておいてくれるLCCはありがたいです。

「ベトジェット」のデメリット

一方で、「ベトジェット」のフライトは…

  • 成田→ホーチミンが8:55発
  • ホーチミン→成田が23:20発

朝便と深夜便という時間帯はデメリットになりえるかもしれません。

ベトジェットはオンラインチェックインができないので、早めに空港に到着して手続きする必要があります。
成田発8:55の便に乗るためには、早起きして始発を使わなければなりませんでした。

そして、帰りの深夜便は機内で1泊するので、よく眠れない…と不満を感じる人もいるかもしれません。

「ベトナム」の魅力って?!

そんなわけで、安くてまあ快適といえる「べトジェット」ですが、
肝心のベトナムの魅力は何なのでしょうか?

南の都市である「ホーチミン」について言えば…

  • ご飯がおいしい
  • 「スパ」が最高!
  • お寺など観光スポット多数
  • 滞在コストが低い

あたりが魅力ではないかと思います。

ご飯は庶民的なお店で1食200円くらいから食べられて、だいたい何でもおいしいです。
さまざまな選択肢があるので、ベジタリアンやグルテンフリーの人でも困らないでしょう。

野菜のフォー

何を食べても「野菜が盛りだくさん」なので、便秘になることもないはずです。

ココナッツのチャーハン
朝食にいただく「おこわ」

南国ならではのフルーツも魅力的!
日本にはないトロピカルフルーツを心ゆくまで楽しめます。

フルーツがおいしい
芳醇なライチのようなおいしさ「マンゴスチン」
ミルキーで濃厚な「釈迦頭」

食べ物以外では、ホーチミンの「スパ」が最高なのをご存じでしょうか。
技術的にハズレが少ない上に、1時間のオイルマッサージが2,000円~3,000円程度で受けられます。

お気に入りのスパ

女性には女性のセラピスト、男性には男性のセラピストが対応してくれるので安心です。

オイルマッサージが気持ちいい

メコン川クルーズやお寺など観光スポットもたくさんありますよ。

いろいろ楽しめる上に物価は日本より低いので、国内旅行よりも滞在費用をおさえられるはずです。

たとえば、宿泊費。
今回は家族と2人で5泊6日お世話になった宿が、総額16,000円でした。

快適なお部屋

一泊あたり2人で3,200円ですから…
1人1,600円で清潔な個室(バス・トイレ付き)に一泊できる計算になります。

他のアジア便もお買い得!

というわけで、今日はベトナムとベトジェットを中心にご紹介してきましたが、
なぜこんなに推すかというと、「ベトジェット」につぶれてほしくないからです。

快適でリーズナブルな「ベトジェット」なのに、なぜか往路も復路も空席が目立ちました。

次回、ベトナムに行くときになくなっていたらショックなので…
陰ながら勝手に「ベトジェット」を推していきたいと思います。(ベトジェットからは、何ももらっていません)

よかったら、国内旅行気分でベトナムに出かけていただければ幸いです!

最後に、LCCのチケットが安いのはベトナムだけではないことをつけくわえておきましょう。

  • 台湾には「タイガーエア」で片道およそ13,000円から
  • 香港には「香港エクスプレス」で片道16,700円から
  • シンガポールには「スクート」で片道16,500円から

飛んで行けます(※成田発)。
いずれも、新幹線でどこかに行く…くらいの気軽さで出かけられますよね。

ちなみに、インドの最南端であるトリバンドラムには、スクートを使ってシンガポール経由で片道34,000円から行けます。

円安や物価上昇など暗くなるニュースが多いですが、LCCの躍進は本当にありがたいかぎり。
夏休みのご参考になれば幸いです。

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