パンチャカルマ【day10〜12】浄化と滋養
こんにちは!
来週の帰国にむけて、毎日イベントがもりだくさんです。
ドクターのご自宅で、お母様にインド料理を教えていただいたり…
建設中の新しいトリートメントセンターの見学をしたりと…
いよいよ旅の佳境に入ってきた感じでしょうか。
アーユルヴェーダのトリートメントは、ゆっくり休むのが基本ですが、インドでいろんな体験をしてほしいというドクターのご配慮に感謝です。
今日は、アーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」の10日目から12日目の様子をレポートしましょう。
ご褒美トリートメント
アーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」10日目から12日目のトリートメントは、
ハーブボールで全身をあたためる「ピンダスウェダ」と
究極のリラックスをもたらす「シロダーラ」が共通しておこなわれました。
両方ともめちゃくちゃ気持ちがいい、わたしにとっては「ご褒美トリートメント」です。
ナスヤの行方は?
ところで、鼻から薬草オイルを入れて口から吐きだす…脳の浄化法「ナスヤ」を覚えていらっしゃるでしょうか。
「ナスヤ」は「パンチャカルマ」の3日目からスタートし、10日目までおこなわれました。
11日目と12日目はお休みし、13日目からは使うオイルを変えて「ナスヤ」を再開するようです。
浄化してから滋養する
実は、10日目まで「ナスヤ」は同じ薬草オイルを使ってきました。
10日目までのオイルは、主に脳や神経系のつまりをとりのぞき、浄化する作用があります。
そして、13日目から新しく使う「ナスヤ」のオイルは、脳や神経系を滋養し、栄養を与えるタイプ。
10日目までしっかりと掃除してから、11日目と12日目にインターバルをおいて、13日目からは栄養を与えていくという順番です。
予定は変わっていくもの
当初は、8日目までに浄化用の薬草オイルを使い終えて、それ以降は脳を滋養するタイプのオイルに変わる予定でした。
しかし、わたしの状態をみて、もう少し浄化が必要だと判断されたのでしょう。
脳を浄化するナスヤオイルが10日目まで継続されることになりました。
このように、アーユルヴェーダのトリートメントは患者の状態に応じて、当初の予定とは変わっていきます。
ドクターが、脈診などを通じて患者の状態を把握していないとできないことでしょう。
楽しみにしていた新しいナスヤオイルは強烈で、13日目はもだえることになります。
13日目のレポートは後日ご紹介しましょう。