「体のストレス」をためないコツ
こんにちは!
マスター・プラブジが直接指導する12月の東京クラスの案内で、気になる文章がありました。
どのような仕事であっても、同じ姿勢で仕事をすることは、体にとってはストレスです。
「座りつづけるのが体に悪い」というのは、いろんなところで言われていますが…
「立ち仕事」であっても同じ姿勢をつづけるならば「体にとってストレス」になるようです。
おそらく、「立ちつづける」よりも「座りつづける」方が悪影響が大きいので、よくとりあげられるのでしょう。
実際、12月クラスの案内にも
長時間、座りっぱなしでいるなど動かない生活は、
- 腰痛や脚の不調
- 心臓や血管の不調
- 疲れや倦怠感
- 不眠
- 冷え
- 妊娠しにくい
- 妊娠中の問題が起きやすい
など、深刻な健康上の原因になることがわかっています。
…と「座りつづける」弊害が記載されていますね。
とはいえ、姿勢を変えられる仕事というのも少ないかもしれません。
今日は、同じ姿勢をつづけることで「体にかかるストレス」を緩和する方法を考えてみましょう。
1日を同じ姿勢ですごす人が多い
多くの仕事は「立ち仕事」か「座り仕事」に分けられるように思います。
デスクワークの人は一日中座っているし、立ち仕事の人は一日中立ちっぱなしという感じでしょうか。
営業の仕事をしている人などは、移動する時間と商談の時間で、動いたり座ったりバランスよくできるかもしれませんが…
毎日バランスがいいわけでもなさそうです。
どちらかというと「立つ」か「座る」か、一日の大半を同じ姿勢ですごす人が多いかもしれません。
そして、同じ姿勢をつづけることで「体のストレス」をためていきます。
姿勢を変えるには「意志の力」が必要
同じ姿勢にならないように、仕事中に姿勢を変えられるとベストですが、
なかなかむずかしいかもしれません。
なぜなら、人は同じことをつづける方が楽なもの。
「姿勢を変える」にも、意志の力が必要だからです。
たとえばデスクワークの場合…
スタンディング・デスクを導入しても、立つより座る方が楽なので「立つ時間」が短くなっていく人も多いでしょう。
あるいは、トイレに行くついでに体を動かそうと決めても、その時間さえ惜しいほど仕事に追われたりしますよね。
気づいたら「1日同じ姿勢だった」という状況は、わりと理解できます。
つまり、「絶対に体を動かす!」など強い意志がないと、同じ姿勢をつづけてしまう仕組みといえるでしょうか。
「体のストレス」を翌日に持ちこさない
というわけで、職場で体を動かせなかった、あるいは姿勢を変えられなかったとしても…
まだ「寝る前」という黄金の時間が残っています。
寝る前に5分~10分でもいいので、体にたまったストレスをリリースしたら、翌日に持ちこさずにすむはずです。
逆に、何もしないと「体のストレス」が雪だるま式にたまっていく…
のを想像すると、ちょっと体を動かそうかな?と思えるかもしれません。
プラブヨガでご紹介しているシンプルな動きを、ぜひ生活にとりいれていただければと思います。
「複業」で「体のストレス」をへらせるかも?
寝る前のヨガもおすすめですが…
本質的には、一日の中で自然と姿勢を変えられるのが一番ではないでしょうか。
「ぽつんと一軒家」というテレビ番組を見ていると、そのヒントがかくれていました。
山奥の「ぽつんと一軒家」でくらす方は、「立ち仕事」と「座り仕事」が実にバランスよく生活に組みこまれています。
たとえば、水を汲みにいったり、畑仕事をしたりと「立って動く仕事」が豊富にある一方、
籠を作ったり、繕い物をしたりと「座り仕事」もいい感じでミックスされているのです。
だから、山奥で暮らすのがいい!という結論ではなくて…
「やること」の種類が多いほどに、「立ち仕事」と「座り仕事」がミックスされるように感じました。
つまり、「やること=仕事」を複数もつ「複業」がいいかもしれません。
「仕事」が複数になる分、それぞれが進むスピードは遅れるでしょうが、「体のストレス」をためずにすむでしょう。
「仕事」といっても、ガーデニングや裁縫・DIYなど「家を豊かにする仕事」でもいいと思います。
いろんな種類の「仕事」があると、1日の中で「立つ」「動く」「座る」がバランスよく組みこまれるはず。
問題は「本業が忙しくて、複数の仕事なんかもてない!」かもしれませんが…
そういう方はリタイア後のプランを練っていただくのもいいでしょう。
ムリなく体を楽に保てる仕組みをつくりたいですね。