インド人から学ぶメリットとデメリット
こんにちは!
わたしのヨガの師はインド人です。
ヨガは、師から一定期間学んだらおしまい!ではなく、一生かけて学んでいくもの。
だから、わたしのヨガの師であるマスター・プラブジとマスター・サティシュジにも師がいらっしゃいます。
マスターたちの師はすでに他界しておられますが…
瞑想などを通じて、グル(師)たちからインスピレーションを得て学びをつづけているとおっしゃっていました。
つまり、学びは一生つづくのです。
インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」も同じといえるでしょうか。
学んでも学びきれないくらい広大な知識ですし、インド人のドクターから学べることはたくさんあります。
さて、インド人など文化がことなる外国人から何かを学ぶのは、カルチャーギャップがあるので苦労することもあります。
とはいえ、カルチャーギャップがあるからこそ、新しい視点をとりいれられて新鮮に感じるのも事実。
今日はインド人から学ぶメリットとデメリットを考えてみましょう。
Contents
インド人から学ぶメリット
インド人からヨガやアーユルヴェーダなどインド古来の知恵を学ぶメリットは
- 本質的(意訳されていない)
- 文化をふくめて学べる
- ちがった視点をとりいれられる
といったところでしょうか。
ヨガやアーユルヴェーダなどは、インドの文化と密接につながっているので、本質を知るならインド人の先生から学ぶのがいいと思います。
ポーズの目的や意味、サンスクリット語の発音をふくめて
日本人の先生が知らない本質的なことをたくさん学べるでしょう。
そして、インド人の先生から学んでいると、文化の違いにハッとさせられたりします。
たとえば、インドの文化は、日本の文化と比較して他人のミスに寛容です。
「○○しなければならない」「○○すべきだ」という固定観念が、インド人の先生のもとで溶けていくのを感じられたりします。
日本人にとって一般的ではない「視点」をとりいれて、心が楽になるかもしれません。
インド人から学ぶデメリット
一方で、文化がちがうからこそ、発生するデメリットもあります。
インド人の先生から学ぶデメリットとしては…
- 時間にルーズ
- 話がコロコロ変わる
- アドバイスが日本の生活とあっていない
などでしょうか。
たとえば、マスター・プラブジが指導するプラブヨガのクラスに参加され方なら、開始~終了時間がわりと前後するのをご存じだと思います。
あるいは、先生のおっしゃる内容がコロコロ変わって混乱されたこともあるでしょう。
こうした「時間にルーズ」「話がコロコロ変わる」のをわたしたちは「困る」と感じますが、先生方は特に問題だと思われていないので、話が通じない…!
「のれんに腕押し」状態で、どっと疲れたりします(笑)。
また、日本人の生活を深く理解されているわけではないので、アドバイスがずれるケースもあるでしょう。
特に「食」に関することが大きいように思います。
たとえば、わたしは真冬の2月に「マンゴーとパパイヤを食べないように」と真剣にアドバイスされた経験があります。
日本ではマンゴーやパパイヤがとれる場所はかぎられる上に、冬には流通しないわけですが、
常夏の国でくらすインド人はそれを知りません。
インド人のアーユルヴェーダのドクターからの食に関するアドバイスは、インド人仕様なので、日本では微妙なこともあるのです。
そんなわけで、インド人の先生に師事するデメリットもある一方、それを上まわるメリットがあるのも事実。
おもしろいのは、メリットもデメリットも「文化のちがい」によるものだということでしょうか。
つまり、文化がちがう人から何かを習うと、いいことも悪いこともふくめて
自分の世界を広げてもらえるように思うのです。
インド人の先生のヨガってどんな感じ?と思われた方は、10月のクラスにぜひご参加ください。