イベントではなく日常にヨガ
こんにちは!
あたたかくなってきたので、最近は外でヨガをすると気持ちいいです。
近所の公園で早朝にヨガをしていたら、ラジオ体操をしている集団をみかけました。
20人くらいでしょうか。けっこうな人数です。
ラジオ体操と謎の体操を30分くらいしたら、さっさと解散していかれました。
以前、散歩でとおりがかったときにもお見かけしたので、毎日集まって体操されているのでしょう。
すばらしい!
毎日、朝の気持ちいい空気の中で体を動かすだけで健康になれそうです。
そんな様子を見ていると、ヨガも「ラジオ体操」のように、より身近なものとして日常にとけこむといいなあと感じました。
というわけで、今日は「イベントとしてのヨガ」ではなく「日常のヨガ」について考えてみましょう。
イベントではなく日常にヨガをとりいれる
東京では、ヨガの師プラブジによるマンスリーのクラスが開催されています。
といっても各国の渡航状況により、4月でいったん終わりになる可能性がありますが…
これまで定期的に参加されている方も多いですね。
みなさん、ヨガのクラスに参加して「やりおえた」気分になっていないでしょうか。
プラブヨガの動きは地味なので、自宅で1人でやるのは少しハードルが高いかもしれません。
みなさん、お忙しいし時間をつくるのもむずかしいでしょう。
とはいえ、やはり「ラジオ体操」のように1日5分でも10分でもとりいれていただくのがおすすめです。
日常の中で、あたり前のようにプラブヨガをする習慣がついたら、心も体も大きく変わるからです。
「やる気がおきない…」という方は、音楽と組み合わせてみてはいかがでしょうか。
お気に入りの音楽を用意して、毎朝かけるのです。
プラブヨガでは音楽を流しながらヨガをしてもOKです。
「音楽がかかっている間はヨガの動きをする」と決めると、習慣づけにいいかもしれません。
ポイントは毎回同じ音楽をかけること。
その音楽を聞けば「ヨガの時間」となれば楽に練習できるからです。
ラジオ体操の音楽を聞くと体が自然に動くのと同じ仕組みですね。
もちろん音楽がない方が快適…という方は、そのまま続けてください。
わたし自身は「バジャン」といって神様にささげるインドの音楽を流しながら練習するのが好きです。
「おばあちゃんの知恵袋」的な存在
さらに、特定の不調や痛みをケアする「ヨガセラピー」も日本でもっと身近になるといいなあと思います。
ちょっとした不調をケアする「おばあちゃんの知恵袋」的な存在になると理想的。
自然療法なので、体に変な負担をかけずにケアできるからです。
はじめてインドでホームステイしたときに、インドの伝承医学のアーユルヴェーダが「おばあちゃんの知恵袋」的なものとして一般の家庭にしんとうしているのに驚きました。
ホームステイ先は一般のインド人家庭だったで、特に「アーユルヴェーダ」を推しているわけではありません。
実際、家族が病気になったら「ホメオパシー医学」をたよるそうです。
だから「アーユルヴェーダについて学んだことはない」ものの、
- 咳がでると、すりおろした生姜と生はちみつでケア
- 風邪をひいたらハーブを煎じて飲む
…など、アーユルヴェーダの知識が「おばあちゃんの知恵袋」みたいな感じで自然に使われていました。
ちょっと話がそれましたが、ヨガもアーユルヴェーダもすばらしいものなので、特別な「イベント」にしてしまうのはもったいないという話です。
「イベントだと効果がない」とは言いませんが、日常にとりこむともっと恩恵がえられると思います。
ぜひ、日常のなかにヨガやアーユルヴェーダの知恵をとりいれていただければ幸いです。