薬師寺できいた「願いをかなえる方法」

こんにちは!
今週末はいよいよお正月初詣にいかれる方も多いと思います。
みなさん、どんなことを願われるでしょうか。

初詣の願い事の定番といえば、「みんなが元気にすごせますように」かもしれません。
でも、この願い事ってかなったことがありますか?

「なんとなくかなったような、かなってないような…」うやむやになっていないでしょうか。

去年、奈良の薬師寺にいったときに、「願いをかなえる方法」について法話をお聴きしました。
初詣も近いので、今日はその話をシェアしたいと思います。

「健康になりたい」という願いにかぎらず、

  • 「願い事をしたけど、かなわなかった…」
  • 「いつのまにか忘れてた…」

という方は、ぜひご覧いただき来年は願いをかなえていただけると幸いです。

願いは具体的に、行動とともに宣言する

薬師寺のお坊さんは、「願い事の具体性をあげて、行動とともに神様に宣言する」と願いがかないやすいとおっしゃいます。

なぜなら、願い事がかなわなかったり、いつのまにか忘れてしまったりするのは願い事の抽象度が高いからなのだそう。
抽象的だと行動にうつせないから、結果的に願いはかなわないのです。

たとえば、「みんなが健康になるように」という願いは抽象的すぎます。
「みんな」とはなのか、「健康」とはどういう状態をさすのか、具体的に考える必要があるとのこと。

仮に「血液検査で中性脂肪の値を●まで下げる」状態を目指すのだとしたら、行動として「日々のお酒の量をへらす」必要があるかもしれません。

「具体性の高い願い事」「行動」をセットにして、神様に「宣言」する機会が参拝なのです。

「運」をサポートしてもらうように祈る

祈り

たしかに、抽象的な夢を語ってもなかなか実現しません。
具体におとしこむ必要があるし、そこから行動しなければ何も達成できないでしょう。

法話だけど、めちゃくちゃ現実的な話ですよね。
でも、「具体におとしこんで自分で実行する」なら「神様って必要?」という疑問も出てくるのではないでしょうか。

少なくともこの話からわかることは、何も行動せず「いいこと」がおこるよう願う神頼みはあまり意味がないということだと思います。

  • 「神様、お金持ちにしてください!」
  • 「神様、気になる彼と結婚させてください」

といって、家でぐーたら寝ていても、お金持ちになれないし結婚もできません。

願い事にむかって、懸命に行動することは前提条件
その先の行動の「結果」に作用する「運」をサポートしてくれるのが神様といえるのかもしれません。

インドの伝統的な価値観では、神様とは雲の上でえらそうにしている誰かではありません。
なぜなら神様とは、「法則」そのものだと考えるからです。

「行動しないと結果が得られない」法則は、わたしたちには変えられません。
そのなかでベストを尽くしつつ、「運」という形のサポートを「祈る」ことは十分有効だと思うのです。

薬師如来のように、長年、人々が想いをこめて手をあわせてきた神様ならなおさらです。

もうすぐお正月。
そんなことを考えて祈ってみるのもいいかもしれませんね。

ぜひ、願い事は「具体的に」「行動とともに」をおすすめします♪

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