アーユルヴェーダから学ぶ「幸せな生き方」

こんにちは、Atsukoです。今日は「アーユルヴェーダ」の古典「チャラカ・サンヒター」を読む会に参加したのでそのお話をしたいと思います。

「アーユルヴェーダ」とは?「チャラカ・サンヒター」とは?

「アーユルヴェーダ」とはインドの伝承医学で、直訳すると「生命の知識(科学)」のこと。人が幸福に生きるための知識の集合体です。コロナ禍の今、インドだけでなく世界中でとても注目を集めていますね。

アーユルヴェーダは約5000年~6000年くらいの歴史があるといわれていて、「チャラカ・サンヒター」は代表的な古典医学書になります。約2000年にわたって読み継がれてきているのだとか。

その「チャラカ・サンヒター」をサンスクリット語の原文から解説いただける貴重な機会。ゆっくり読み進めていく講座でとっても味わい深いのです。

「幸せに生きるための知恵」ってすごくないですか?

アーユルヴェーダには、「病気を治すための知識」ももちろん含まれているのですが、そもそもの目的は「病気の人を健康に快復させる」ことだけではありません。むしろ、それ以前に「健康な人をより健康にする」ことが第一!予防医学の側面が大きいのです。そして、「幸せに生きるための知識」というコンセプトがまた面白い。そんなことが5000年も前にまとめられていて、今も活用できるなんて本当にすごい!と感じます。

ちなみにアーユルヴェーダでいう「健康な人」とは、

  • ドーシャ(体のエネルギーのバランス)がとれている
  • 食欲が正常にある
  • 体の器官・生理機能がしっかり働いている。具体的には便、尿、汗など排せつがスムーズにできている。
  • 毎日幸せで元気だと感じられる

という定義。「健康」だと思っている方も、この定義だと微妙になってくるかもしれません。

現在のアーユルヴェーダと古典はちょっと違う

そんなアーユルヴェーダですが、現在のアーユルヴェーダと古典では違いも少なくありません。古典の知識をベースに、その時代に合わせて発展してきた知識体系なので当然といえば当然ですが、現在は、より実践的になっている側面があり「こうすれば健康でいられる」「こうすればこの病気が治る」というところにスポットがあたりがちのようです。古典ではそういうことも触れられていますが、もう少し精神性に重きがおかれているところが古典を学ぶ上で面白い点だと思います。

さて、長くなってきたので、「チャラカ・サンヒター」の内容は明日シェアしたいと思います。

病気になるのは、「好き嫌い」から?!

というタイトルでお話ししたいと思います。

どうぞお楽しみに!

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