真夏の日焼け止めオイル

皮膚

こんにちは!
3連休はゆっくりできたでしょうか。

わたしは昨日、海にでかけました。
真夏日とあって、海水浴場はおおにぎわい。

岩場の方にいくと、シュノーケリングも楽しめる美しいビーチでした。

岩場

めちゃくちゃ暑くて、日差しも強いですが…
海にもぐると、全身が心地よく冷やされていきます。

海で体が冷えてきたら、浜辺のテントで昼寝したり本を読んだりしてすごし、
また暑くなったら、海で泳ぐ…

というサイクルをくりかえしていると、あっという間に1日がすぎていきました。

さて、海に行くときに忘れてはならないものが「日焼け止め」でしょうか。
うっかり忘れると、体中が赤くなり火傷してしまいます。

家族が「日焼け止めを忘れた!」とさわぐので、
わたしがもってきたアイテムを使うように言ったのですが、断られました。

なぜ、わたしの「日焼け止め」は信用されないのでしょうか…。

今日はわたしが愛用する真夏の「日焼け止めオイル」を中心にお話ししましょう。

日焼けにココナッツオイル?!

オイルをとりいれる目的

わたしが愛用する「日焼け止め」はココナッツオイルです。

ココナッツオイルと聞くと「食用?」と思われるかもしれませんが…
実は天然の日焼け止め成分がふくまれ、お肌のケアにも適したオイルなのです。

といっても、ココナッツオイルを塗れば「まったく日焼けしない」ということはありません。
わたしの体感では、「日焼けを軽減し、日焼けにともなうヒリヒリや火傷をふせぐ」程度の効果があるように感じます。

たとえば、今回は肩まわりやふくらはぎにココナッツオイルを塗り忘れたのですが…
塗り忘れた場所は、夜には赤くなりヒリヒリと熱をもつ感じになりました。

一方、ココナッツオイルを塗ったデコルテや脛などは、赤くもならないしヒリヒリもしません。
肌の色は真っ黒ではないものの、やや濃くなっているので、「少し日焼けした」感じでしょうか。

さらに、ココナッツオイルは体を冷やす作用があります。
海水浴後のほてった体や頭皮に塗ると気持ちがいいので、おすすめです。

ちょっとした日焼け対策になり、日焼け後のアフターケアにも最適といえるでしょうか。

ココナッツオイルの日焼け止め効果

フルーツは常温で食べる

「ココナッツオイル」にどれくらい日焼け止め効果があるか?は十分検証されていないようですが…

  • SPFは8くらい
  • 紫外線の20%程度を防げる

という説があるようです。

真夏の海では、一般的にSPF50くらいを使う方が多いと思うので、
SPF8では心もとないかもしれませんね。

なお、「SPF」とは…

「Sun Protection Factor」の略で、UV−Bに対する防止効果を示すものです。
SPFの数値は、日焼け止め化粧品を塗った場合、塗らない場合に比べて何倍の紫外線を当てると、翌日に肌がかすかに赤くなるかを示しています。

クラシエさんのサイトより引用

仮に「ココナッツオイル」がSPF8だとすると…
ココナッツオイルを塗った場合、塗らないときの8倍の紫外線を当てなければ、翌朝の肌に影響しないと解釈できます。

8倍!けっこうな防御力ではないでしょうか。

クラシエさんのサイトによると、UV-Bは「肌に炎症を起こさせる紫外線」とのことなので、
海でココナッツオイルを塗ると「赤くならなず、ヒリヒリしない」というわたしの体感は理論どおりといえそうです。

一方で、紫外線の20%を防ぐということは、逆にいうと80%は防げない…わけですから、
「絶対焼きたくない!」人にはおすすめできない手段かもしれません。

日焼け止めクリームを使わない理由

わたしが市販の日焼け止めクリームやジェルを使わない理由は、体感的に「気持ちが悪いから」です。
具体的には、「臭い」と「べたつき」に耐えられません。

紫外線吸収剤など化学的な成分をふくむ、よくある市販の日焼け止めは
香料なのか、独特の「臭い」が気持ち悪くて…無理です。

一方で、オーガニックを売りにする自然派の日焼け止めは、「べたつき」がひどくて触感の気持ち悪さがあります。
塗った場所が真っ白になる場合もありますしね。

そして、化学的なものでも自然派のものでも、海に入ったり汗をかいたりすると「塗り直す」必要があるので…
塗り直すたびに「気持ち悪い」感覚になるわけです。

※ウォータープルーフをうたう日焼け止めでも、塗り直さないと効果が半減します。

確かに、何度も塗り直すと「全く焼けない」くらいの効果はありましたが、
手間がかかる上に、わたしのような雑な性格だと必ず「塗り漏れ」があるので…

ココナッツオイルで保護するのと大差ない程度には日焼けしたりするのです。

手間や精神的ダメージ(臭いやべたつき)の割に、むくわれないなあ…と感じて、
市販の日焼け止めクリームとは縁をきりました。

日焼けした方がいい??

日焼け

わたしが市販の日焼け止めクリームを一切使わないようになって、2年ほどになります。
特に肌トラブルはなく、日焼け止めは不要だったのだと気づかされました。

そして、ここ数年で「日焼け」にたいする見方が大きく変わったでしょうか。

以前は「絶対、焼きたくない!」と思っていたのですが、
今では「むしろ、適度に日焼けしたい」と感じています。

日焼けの目的は、ビタミンDを生成すること。
太陽の光は体内でのビタミンD生成をうながします。

ビタミンDは、骨を強くするだけではなく、
最近では免疫などに深く関係することが研究されていると聞きます。

わたしの母や祖母は骨粗鬆症ですし、
数年前に血液検査をしたところ、わたし自身、ビタミンDが少ないことがわかりました。

冬は寒くて肌を露出できませんから、夏の間に太陽の光を浴びて、
少しでもビタミンDをたくわえておきたいと思うのです。

もちろん、顔は帽子などで保護していますが、
手足はなるべく露出して、積極的に「焼く」ようにしています。

そんなわたしにとって、肌を保護しつつ適度に紫外線をとりいれる「ココナッツオイル」は欠かせないアイテムとなりました。

一番の日焼け止め対策は、露出させないこと

というわけで、日焼けにもメリットはあるわけですが、
「絶対、焼きたくない!」という方もいらっしゃるでしょうか。

日焼けしたくない人にとって、一番の対策はココナッツオイルでも市販の日焼け止めクリームでもなく…
「日焼けしたくない場所を露出させない」ことだと思います。

体を焼きたくないなら、長袖のラッシュガードなどで海に入ればいいですし、
バスタオルを足にかけておくだけでも日焼けをふせげます。

顔を焼きたくないなら、帽子やサングラスなどで隠すのがいいでしょう。

結局のところ、「物理的に露出させない」対策が一番シンプルで効果が高いと感じるのです。

みなさんは、どんな日焼け対策をされているでしょうか?
ちょっとくらい日焼けしてもいいよ!という方は、ぜひ「ココナッツオイル」にチャレンジしてみてください。

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