パンチャカルマ【day7】ピンダスウェダで強制終了
こんにちは!
今日はメーデー。インドでは公的な機関や銀行などはお休みのようです。
海岸は、休日を楽しむ観光客でにぎわっています。
そんなわたしも、昨日はトリートメントの後、観光を楽しみました。
ドクターと奥様が、わたしたちを「ライトハウス」とよばれる灯台に連れていってくれたのです。
灯台の上に人がひしめきあっているのが見えるでしょうか。
街を一望できる人気の観光スポットだそうです。
さて、今日はアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」7日目の様子をレポートしましょう。
「ピンダスウェダ」とは?
今日はトリートメントルームにいくと、セラピストが何かを作ろうとしています。
布を切って、いくつかの薬草を炒めたものを包んでしばって「ハーブボール」をつくるところです。
中身の薬草は、セラピストが今朝つくってくれたもので、ご飯のおかずになりそうな香ばしい匂いがします。
「ピンダスウェダ」といって、ハーブボールを使った古典的なトリートメントです。
- 「ピンダ」はサンスクリット語で「団子」
- 「スウェダ」は「発汗」
を意味します。
熱した薬草オイルにハーブボールをひたして、体をポンポンと叩いたりこすったりすることで、体をあたためる発汗法です。
「ピンダスウェダ」の効果
「ピンダスウェダ」にはさまざまな効能がありますが、今回のケースでは…
- 関節や筋肉を強化する
- 可動域を上げる
- 体の内側を滋養する
- 体をあたため発汗させる
などの効果があるとうかがいました。
発汗は、体にたまった老廃物を移動させデトックスしやすくします。
「ピンダスウェダ」体験
ピンダスウェダはものすごく気持ちがいいトリートメントです。
あたたかいハーブボールで全身をマッサージしてもらうと…
いい香りとあたたかさにうっとりします。
そして、トリートメントが終わったあとも、あたたかさがジワジワと持続するようです。
1日をとおして、体があたたまっている感じでしょうか。
部屋に帰ってお白湯を飲んでいたら、そのうち体がだるくなり、何もできなくなりました。
ベッドに横たわり、重だるい体の感覚を味わいます。
ふと気づいたら、すっかり日が暮れて夜でした。
パソコンを強制終了するかのように…
強制的に体を休める日になりましたね。
8日目もどうぞお楽しみに!