パンチャカルマ【day6】ナスヤ名人
こんにちは!
昨夜はある事件がおこり、明け方まで眠れませんでした。
名づけて、山猫事件です。
深夜1時頃、「キュー、キュー」と鳴く動物の声とガリガリとひっかくような音が部屋に響き、怖くなって宿のマネージャーさんを呼びだしました。
幸い、部屋の中でなく…玄関のすぐ外にいたようです。
チベタン・キャットといって、山猫が屋根裏に住みついている模様。
夜行性なのか、屋根裏を走りまわったり、キューキュー鳴いたりして、うるさくて眠れませんでした。
屋根裏に山猫が住んでるなんて…インドならではでしょうか。
まあ、正体がわかって、少しほっとしました。
今夜は耳栓をして休もうと思います。
さて、早いものでアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」も6日目に入りました。
今日は6日目の様子のほか、アーユルヴェーダのトリートメントに使う木のベッドの話をしましょう。
ナスヤ名人?!
6日目のトリートメントは、前日の5日目と同じ内容でした。
薬草オイルを使った全身のマッサージをしたら、ハーブのペーストで湿布をします。
湿布のあとは、薬草オイルを点鼻するナスヤです。
ナスヤは4日目。
鼻からオイルを入れて、口から吐きだすのも、ずいぶん板についてきたように思います。
カーッッ…ペッ!と勢いよく吐きだすのがコツでしょうか。
6日目も気持ちいいトリートメントが終わって、快適にすごしています。
薬効のある木のベッド
ところで、アーユルヴェーダのトリートメントに使う木のベッドをご存知でしょうか。
ニームやタマリンドなど薬効のある木でできたベッドです。
実は何千年も前からこの木のベッドが使われてきたそうです。
古代は、プラスチックや繊維などがなかったので、頼りになる素材は木だけだったのだとか。
しかし、現在でも木のベッドがトリートメントに使われつづけるのは、患者にとっても施術者にとっても木のベッドが好ましいからだと思います。
前述のとおり、薬効がある素材ですし、丈夫で長持ちするようです。
なお、薬効のある木のベッドですが、ただの「木材」なので、痩せている方や背骨がでっぱっている方からは「痛い」という声をお聞きすることがあります。
木のベッドが痛いと感じる場合は、クッションやマットを下に敷いてもらえますし…
インドでのアーユルヴェーダのトリートメントは、日本のアーユルヴェーダサロンほど長くないので、体の負担感はそれほど大きくないように感じます。
トリートメントの時間
アーユルヴェーダのトリートメントにかかる時間は…
- 全身のマッサージで45分くらい
- ナスヤなど他の治療とシャワーの時間を入れても、計1時間半くらい
でしょうか。
少なくとも、2時間も3時間も横になっているということはありません。
木のベッドで、気持ちよくトリートメントを受けたいですね。