紫イモの「ミキ」が美味しすぎる件
こんにちは!
サツマイモがおいしい季節になりました。
サツマイモの楽しみ方で、お気に入りの1つが発酵飲料「ミキ」です。
「ミキ」とは、奄美大島につたわる伝統的な発酵飲料のこと。
- お米
- 水
- サツマイモ
だけで、自然発酵させてつくります。
先日、茶龍麺のイベントで、参加者のお1人が紫色をした「ミキ」をお土産に持ってきてくださいました。
ふつうの「ミキ」は白い色ですが、ぶどうジュースが入っているので「紫色」になったようです。
キレイな紫色を見て、「ミキを紫イモでつくってみたい…!」という意欲がわきあがりました。
自然栽培のおいしい紫イモが手に入ったので、さっそくつくってみたところ…
めちゃくちゃおいしい!ミキができあがりました。
今日は「紫イモでつくるミキ」をご紹介します。
「紫イモのミキ」の作り方
「ミキ」の作り方は簡単です。
- おかゆを炊き、
- 人肌くらいまで冷まして、
- すりおろしたサツマイモを加えて、
- 1~2日寝かせたら、できあがり!
今回は、ふつうのサツマイモの代わりに「紫イモ」をすりおろして加えました。
1日に1回程度、全体をかきまぜて、酸っぱい匂いがしてきたらできあがりです。
あたたかいリビングに置いていたら、一晩で仕上がりました。
酸味が強い方が好き!という方は、もう少し寝かせてもいいでしょう。
くわしい作り方やアレンジレシピはこちらをご参考になさってください。
甘さを引き出すコツ
さて、「ミキ」はさっぱりした甘さと酸味がおいしい飲み物ですが…
個人的には、もう少し甘味がほしいと感じたりします。
今回、紫イモの分量を通常よりも多くしてみたところ、
しっかりした甘味のある「ミキ」に仕上がりました。
甘さがほしい方は、以下の材料をご参考にしていただければと思います。
- お米:3合半
- 水:2リットル
- 紫イモ(皮をむいたもの):180g
つくり方は、通常のミキと同じです。
3合半のお米をよくといで、2リットルの水をくわえて「おかゆ」をつくり…
人肌くらいに冷ましたら、180gの紫イモをすりおろして、よくまぜます。
1~2日放置(1日に1回程度、ざっくりまぜる)したらできあがりです!
「ミキ」の使い方と効能
できあがった「ミキ」は、ミキサーにかけるとなめらかになります。
わたしは「お米」のつぶつぶ感を残したくないので、まとめてミキサーにかけることが多いでしょうか。
そのまま飲んでもおいしいし、豆乳などで割るのもいいです。
料理やスイーツにもアレンジがきくのがうれしいポイント。
「ミキ」を教えてくれた友人は、「牛乳代わり」につかっているそうです。
お子さんも、ミキが大好きとのこと。
同じ発酵飲料でも「甘酒」は、好みが分かれて苦手な方もいらっしゃる印象ですが…
「ミキ」はクセが少なくて、より飲みやすいように思います。
そんな「ミキ」は、乳酸菌がとても豊富で、腸内環境をととのえてくれる効果があるのだとか。
サツマイモがおいしいこの季節、発酵飲料「ミキ」でおいしくお腹をととのえましょう。