祝!「ショルダースタンド」最長記録
こんにちは!
ヨガには、「ショルダースタンド」とよばれる有名なポーズがあります。
冒頭の写真のように、あおむけの状態から脚と腰をあげて、肩で全身をささえるポーズです。
わたしはこの「ショルダースタンド」が苦手で、あまりキープできないのですが…
先日のマスター・サティシュジのクラスで、毎日「11分キープするように」と言われてしまいました。
11分…信じられないほど長く感じる時間です。
どうしよう…今さら「聞かなかった」ことにはできません。
しかし、クラスで個別に指示されたワークアウトを毎日の練習にとりいれたら…
なんと、すんなりと11分キープできるようになったのです。
これまでの最長記録!
ところで、なぜ11分キープできるようになったと思われるでしょうか?
今日は、ショルダースタンドを11分キープできた背景を考えてみましょう。
「ショルダースタンド」をキープする意味
「ショルダースタンド」は、こちらの記事でご紹介したように「甲状腺」に効果的なポーズです。
誤解のないように…長くキープすればするほどいいわけではありません。
人によって必要な時間はことなります。
ほんの数秒キープするだけで十分な方もいる一方…
10分前後の長めの時間キープするよう指示されるケースもあります。
わたしの場合は、お腹の「アパーナ」とよばれるエネルギーが下に下がりすぎていることが腰痛の一因だったので、
「ショルダースタンド」で物理的に体を逆転させて「アパーナ」を上にあげる必要がありました。
「ショルダースタンド」キープ時間の推移
プラブヨガに出会い、わたしの体にとって正しい位置で「ショルダースタンド」をすると…
最初は30秒しかキープできませんでした。
10秒くらいで腰があやしい感じになり、30秒経つ頃には腰に痛みがでてストップせざるをえなかったのです。
しかし、プラブヨガの練習をつづけていたら「30秒」から「3分」までタイムがのびました。
その後は頭打ちでしたが、サティシュジのクラスで教わった内容を日々の練習にとりいれたら、「11分」キープできるように…!
「わたしの体に必要な練習内容」だったのだと改めて感じます。
「ショルダースタンド」をキープする力:わたしの場合
「ショルダースタンド」を以前より長くキープできるようになったのは、自分の体に必要な練習をおこなえたからですが、
具体的には、お腹の「アパーナ」とよばれるエネルギーの流れが改善したからだと思います。
ショルダースタンドを長くキープできなかった原因は、途中で腰が痛くなるからでした。
一方、その腰痛の一因はお腹のエネルギー「アパーナ」が下がりすぎていたわけです。
「アパーナ」を改善したくて「ショルダースタンド」を練習しているのに、
「アパーナ」に問題があるから「ショルダースタンド」を長くキープできない…という堂々巡りの状態でした。
とはいえ、3分と短時間でも「ショルダースタンド」をつづけるなかで「アパーナ」も少しずつ改善していったのでしょう。
去年の12月くらいからは、日常生活のなかで腰痛を感じる頻度がぐっと下がったのです。
お腹のエネルギー「アパーナ」が上まで上がると、ショルダースタンドを長くキープできるとのこと。
わたしの場合は「アパーナ」が一つの鍵になったのだと思います。
誰にでも同じことがいえるわけではありませんが…
体だけでなくエネルギーも変化していることを意識しながら、ヨガの練習を楽しみたいですね。