神在月の出雲へ
こんにちは!
ぐぐっと気温が下がって、冬に突入ですね。
先週末に旅してきた「出雲」では、
わたしが到着する前日に雪がふり、10センチくらい積もったそうです。
え~?11月なのに?と驚きましたが…
島根県は日本海側ですから、関東よりも雪が多いのでしょう。
さて、10月~11月は、全国の神様が出雲へ詣でて、
人と人とのご縁が決まるといわれる「神在月」です。
今日は、神在月の「出雲」へ旅をしてきた様子をお届けしましょう。
旅のはじまりは富士山から!
「出雲旅」なのですが、なぜか最初に「富士山」の話をします。
羽田から出雲への空の旅は、日本の内陸をとおり、
ちょうど直線上に「富士山」が位置するのです。
この角度で富士山を見るのは初めてですから、なんともうれしいですし、縁起がいい感じがします。
縁起がいいといえば、今回は往復ともにアップグレードされて
快適なシートでくつろげました。
そして、南アルプスなのでしょうか。
まるで日本じゃないかのような、切り立った山々が見えてきます。
街に住んでいると意識する機会がありませんが…
日本は山深い国なんだなあ…と改めて感じました。
出雲大社と神魂神社
今回、お訪ねしたのは、出雲大社と神魂(かもす)神社です。
混雑をさけたくて、神在祭(かみありさい)の直前に出雲に行きましたが…
日曜日だったせいか、「出雲大社」では長蛇の列ができる場所もありました。
たくさんの人でにぎわいつつ、氣のいい出雲大社。
深呼吸して、気持ちよく参拝させていただきました。
出雲大社のあとは、神魂(かもす)神社へ。
神魂神社の本殿は国宝に指定されていますし、古代の出雲王朝があったエリアだといわれます。
実際、周囲には古墳がたくさんありましたね。
わたしの勝手な認識では、出雲大社と神魂神社で「新旧・出雲の神社!」という感じですが…
神魂神社は出雲大社と比べて人が少なく、おごそかで静謐な雰囲気でした。
凛とした美しい空気を独占できるのがなんとも贅沢です。
新旧・出雲の神社で何を祈ったかというと…
これまでのご縁に感謝しつつ、必要なご縁が必要な人に結ばれるよう祈りました。
個人的に「いい人があらわれるように、私の分も祈ってきて!絶対だよ?」という友人についても、もちろんお祈りしましたよ。
出雲の水で美肌になる?
出雲大社のすぐ裏は山ですし、街から車で30分も走れば、山深いエリアに到着します。
沢を流れる水は美しく、キラキラと輝いて見えました。
さらに、温泉も湧きだし、古代から人々を癒してきたようです。
というわけで、夜は玉造温泉(たまつくり おんせん)へ。
「美肌」で有名なお湯です。
源泉かけ流しの大きなお風呂を堪能したら…
同行している家族の顔を見てハッとしました。
オジサンなのに、いつもより色白&もっちり肌になっているではないか…!
衝撃的です。
ふと鏡で自分の顔を見ると、いつもよりツルンとしていますし、
首のあたりにできていた、かゆい湿疹が落ちついています。
いやいや、玉造温泉、すばらしいです。
たしかな効能を感じつつ、翌日は今回の旅の目的である山奥へと向います。
細い山道を一人でドライブして…死を意識する体験となりました。
山の話は、また別の記事にさせていただきます。