家族がふえました

こんにちは!
4月は、はじまりの季節。
生活環境が変わり、忙しさや慌ただしさを感じられている方も多いでしょうか。
このところ、わたしも心の余裕をなくしていました。
なぜなら新しく家族がふえて生活が大きく変化したからです。
ご縁があって家におむかえした保護犬さん。
推定8歳とシニアにさしかかるお年頃ですが、元気いっぱいです。
わが家をかけまわり、そこら中でおしっこし、ペットシーツをビリビリに破き…
ヤンチャな行動に目がまわる思いだったのです。
おむかえして2週間がすぎた今、ようやく心のスペースが広がりつつあります。
今日は、新しい家族のご紹介と「心のスペース」について考えてみましょう。
保護犬をおむかえした理由

犬との生活をはじめたのは、一軒家に引っ越して住環境がととのったからです。
信頼できるブリーダーさんから子犬をおむかえしてもよかったのですが…
子犬のハイパーなエネルギーにつきあえるだけの体力や時間はありません。
ある程度落ちついた成犬の方が今の生活にフィットすると感じ、シニアの保護犬さんをおむかえすることになりました。
「保護犬」とはさまざまな事情で保護されている犬のこと。
ご縁とは不思議なもので…
たまたまみかけた保護団体の募集にお問い合わせをしたらスムーズに段階がすすみ、あっという間に正式譲渡にいたったのです。
「シロ」のご紹介

わが家にきた保護犬さんの名前は「シロ」と名づけました。
白いから「シロ」…
昭和っぽいネーミングかもしれませんね。
推定8歳の男の子で、プードルとミニチュアダックスのミックス犬とのこと。
人をみすかすような澄んだ瞳でじっとこちらを見てきたりします。
外見はかわいらしいですが、中身は「オジサン」。
体力温存のためか、よくお昼寝されています。

シロは某県の保健所に収容されていました。
収容経緯は不明で、以前どんな生活をしていたかは一切わかりません。
経済的な事情なのか、シニアになって持病がでてきたからなのかわかりませんが、前の飼い主さんが手ばなされたのは事実。
とはいえ、人をあまり怖がらないので、きっと愛されて育ったのだろうと思います。
期待を手ばなすと心にスペースが生まれる

室内で動物とくらすのがはじめてということもあり、この2週間は心がいっぱいいっぱいでした。
心に余裕がない理由を考えると…
「こうあってほしい」という期待と現実の乖離に苦しんでいたといえます。
- 「トイレシーツにおしっこしてほしい」
- 「家を汚さないでほしい」
…というわたしの期待は裏切られ、家はあっという間に荒れはてました。
しかし「慣れ」の効用なのか、たくさんの期待を1つずつ手ばなし「まあ、いいか」と考えると、心のゆとりをもてるようになってきたのです。
心にスペースができて、少しずつ広がっていく感じでしょうか。
新年度がはじまり、仕事や生活環境の変化で心が苦しくなっている方は、
自分の奥深くにある「期待」を手ばなすと楽になれるかもしれません。
あ…ヨガ用の部屋はお犬様立ち入り禁止なので、ふだん通りです。
パーソナルクラスに来られている方はご安心ください。