「あるヨギの成功の黄金律」

こんにちは!
週末、いかがおすごしでしょうか。

わたしは、先日入手した「あるヨギの成功の黄金律」を読んですごしました。

「あるヨギの成功の黄金律」とは…
「あるヨギの自叙伝」の筆者であり偉大なヨギ(ヨガをする人)として知られるパラマハンサ・ヨガナンダ師が、主に1920年~1930年代に話された内容を成瀬雅春先生が監修された新刊です。

アメリカ人向けに話された講話なので、「物質的な成功」に重点がおかれているものの、ヨガに興味がある人だけでなく多くの人に参考になる話だと感じました。

今日はこの本のなかで、わたしが特に気になったトピックをご紹介します。
ヨガについて理解を深めたい方も、人生で成功したい方も、ご参考になれば幸いです。

「成功」の種は内側にある

成功

本書では、「成功」の尺度として「幸福―宇宙の法則との調和を保ち続けられるかどうか―」が提起されている点が興味深いです。

逆説的ですが、わたしたちの心は、この世界の法則であり秩序と調和していれば幸福を感じられるようにできているように感じます。

そして、成功の種はすべてわたしたちの内側にあると本書では言われています。
ヨガナンダ師の言葉を引用しましょう。

さあ、目を覚ましなさい。

自分は何者なのか、自分の秘められた務めは何なのか、見つめ直すのに、遅すぎるということはありません。

あるべき姿を取り戻しましょう。
あなたの中には、まだ使っていない才能と力が眠っています。

必要な力はすべて、すでに持っているのです。

心の力ほど強いものはありません。
あなたを俗物につなぎとめているその小さな習慣を手放し、心を甦らせましょう。

「あるヨギの成功の黄金律」より引用

つまり「自分に不足しているもの」に目をむけて、新しいものを足そうと努力したり探し求めたりするよりも…
自分が本来もっている才能や力を発揮できるように、悪い習慣を手放し、心の力をつかって「あるべき姿」を取り戻す方が成功の近道なのかもしれません。

「心」の敵

心

本書の中ではくりかえし、「意志の力」であり「心」が成功に影響すると言われています。

それは無理やりポジティブ思考をもつという意味ではなく、現実や自分自身をよく見て分析し、物事のよい面や自身の長所に焦点をあてて伸ばしていくことといえるでしょう。

さらに、「心の敵」として「恐怖」があげられています。

意志の最大の敵は恐れです。
思考と行動の双方において、恐れを避けなければなりません。

恐れにとらわれたとたん、あなたの全身を脈々と流れる生命エネルギーが搾りとられてしまい、肉体の活力が失われ、意志の力が麻痺します。

「あるヨギの成功の黄金律」より引用

プラブヨガでもおなじみの「生命エネルギー」が出てきましたね。

恐怖を感じると生命エネルギーが奪われる一方、意志の力が高まるとわたしたちの体に流れるエネルギーも強くなるようです。

「恐怖を感じない」のは難しいですが、恐怖の正体を確かめて理解し、とらわれないようにしたいですね。

本の中では、他にも

  • 失敗を克服するヨーガのテクニック
  • 磁力を高める食べ物
  • 瞑想の価値

など興味深いトピックがたくさんあります。
ご興味のある方はぜひ読まれてみてください。

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