体を冷やす危険な食べ物
こんにちは!
先日、ヴィーガン仕様のショートケーキをいただく機会がありました。
最近のヴィーガンケーキはものすごく美味しい!
ヴィーガンでこんなに美味しいなら、動物性の材料をわざわざ使わなくていいのでは…?と思うくらいです。
しかし一方で、ヴィーガンケーキによく使われるココナッツミルクは体を冷やす力が強いと実感する機会にもなりました。
今日は体を「冷やす食べ物」と「あたためる食べ物」について考えてみましょう。
甘いものや南国のフルーツが好きな方には耳が痛いかもしれませんが…ぜひ気軽にお読みいただければ幸いです。
ココナッツミルクは体を冷やす
ヴィーガンケーキは、乳製品をふくめて動物性の材料を一切使わないケーキです。
生クリームをどうするかというと、豆乳やアーモンドミルク、ココナッツミルクなど植物性のミルクを使うケースが多いでしょう。
わたしの実感としては…
ココナッツミルク > 豆乳 > アーモンドミルク・穀物ミルク
の順に体を冷やす効果が高いように思います。
今回ココナッツミルクで作られたケーキを食べていると、暖房がきいた部屋なのに手足が急速に冷たくなり体全体がうっすらと寒くなってきました。
それもそのはず。
ココナッツは南国でしか育ちません。
暑い国のほてった体をほどよくクーリングしてくれる貴重な植物がココナッツ。
日本の冬には、このクーリング効果はちょっと強すぎるといったところでしょう。
ココナッツミルク × 甘味で最強
さらに、ケーキなど甘いものには、はちみつや砂糖など甘味がふくまれています。
甘味も体を冷やす効果が強いです。
体を冷やす効果が強いココナッツミルクに甘味を加えると、足し算ではなくかけ算としてはたらき、最強の「体を冷やす」組み合わせになるように感じます。
ちなみに必ずしも「体を冷やす」のが悪いわけではありません。
暑い夏にはちょうどいいでしょう。
しかし、今は冬。
体を冷やす食べ物を常食して体温を下げるのは得策ではありません。
なぜなら体温が下がると、免疫力も低下するからです。
体をあたためる食べ物
冬は、あたためる力の強い冬の野菜を食べるのがおすすめです。
里芋や人参、ゴボウなどの冬の根菜類は体をじんわりとあたためてくれます。
そして、体のあたたまりを実感しやすいものといえば「生姜」!
内側からポカポカと素早くあたためてくれます。
さらに、リンゴやみかんなど日本で育つ果物を食べる分には、体を大きく冷やすことはないでしょう。
「身土不二」という言葉があるように、基本的には身近な場所で育ったものを食べるのが一番だと思います。
体をあたため、健やかに冬をすごしていきましょう。