すべての生き物が幸せであるように

こんにちは!
先日の羽田空港の衝突事故で、貨物室に入れられていたペットが2件、救出されずに亡くなったそうです。

それにより、SNSではペットが飛行機に同乗できず貨物室に預けられることについて議論がおこっているのだとか。
(くわしくはこちらから)

日本の法律では、ペットは基本的に「モノ」でしかないですし…
飛行機への同乗はゆるされないため、「貨物」として貨物室に預けなければなりません。

とはいえ、貨物室は空調がきいて、ペットが快適にすごせるよう配慮されているそうですが…
今回の事故のように、緊急時に顧みられることなく亡くなるリスクが高いといえます。

いろいろ調べてみると、日本では、動物の権利=アニマルライツはないに等しいと感じました。

今日は緊急時とペットから、すべての生き物が幸せに生きられる世界を考えてみましょう。

ペットの飛行機への同乗と緊急時

インド旅の準備あれこれ

日本の航空会社では、基本的にペットの飛行機への同乗が認められていません。

ちょうど今月からスターフライヤーがペット同乗を許可するニュースで話題になっていますが…
緊急時に避難する際は、通常の「荷物」と同様に、ペットを機内に置いていかなければならないとのこと。

最後部にビニールで覆われたペット用の座席が確保され、入念な掃除など特別対応がされるようで…
1回あたりの利用料が5万円と、人間の運賃よりも高額な点も気になります。
(くわしくはこちらから)

一方、外国はどうなのかというと…

50社以上の航空会社でペットと同乗できるそうで、
ケージに入れて足元に置くスタイルが一般的なのだとか。

(同乗できる航空会社はこちら

緊急時の対応は明記されていないケースが多いものの、こちらのサイトによると、
現状はケースバイケースでスタッフの判断や状況によるようです。

インドでは、座席を1席余分に購入したらペットと同乗できる上に
緊急時は一緒に避難できると聞きました。

アレルギーがある方や動物嫌いな方がいたらどうするかって?
スタッフが席を交換するなどして、皆が快適にすごせるよう配慮してくれるそうです。

人間はそんなに偉いのか?

というわけで、海外の航空会社ならケースバイケースで、
同乗したペットも一緒に避難させてもらえる可能性がありますが…

国内で唯一ペットが同乗できるスターフライヤーでは、緊急時にペットは機内に置いていくよう明記されています。

要するに、日本では「ペットより人命が優先されるべき」という主張が多数派なのだと感じました。

わたしにとっては、「え?え?えー?」と感じる考え方。
ペットも人間も同じ命なのに、なぜ差別するのでしょうか。

決して、人間よりもペットの命を大切にせよ!というつもりはありません。
一緒にくらす仲間として、同等にあつかえないのだろうか?と疑問に感じるのです。

人間は他の動物よりも偉いのでしょうか?
それとも、種が異なるペットよりも同じ種である人間を救う方が尊いのでしょうか?

ペットと人間では、当然「人間の命が優先されるべき」という論調に違和感をおぼえます。

生き物にやさしい世界を

先日、わが家では車を購入しました。
ふだんの生活で車がある方が便利という理由もありますが、主な理由は災害対策です。

被災して避難所ですごすときに、ペットは同行できないケースがあるからです。

同行できても、外でつながれたり(冬でも!)、
ケージの中にとじこめられて人間と一緒にすごせないなど制約があると聞きます。

アレルギーのある方や動物が苦手な方への配慮が必要なのは理解できますが…
ペットにも心がありますし年齢や持病などもありますから、到底受け入れられません。

車中泊ができる仕様の車なので、いざというときには、犬と一緒に避難する予定です。

最近では、被災地のペットを預かるボランティア活動をされている方もいると聞きます。
困ったときは、周囲の善意に頼るのもいいかもしれません。

人間とペットの命の重さはさておき…
飛行機にペットが同乗できてもいいんじゃない?と思われた方は、こちらからご署名をお願いできればと思います。

多くの人が賛同すれば、生き物にやさしい世界に変わっていくはずです。

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