ヨギの風格

こんにちは!
先週末にインドから帰国して、本日よりプラブヨガクラスを再開しました。
今回のインド滞在はわずか2週間。
会いたい人に会い、行きたい場所に行っていたら…鬼のように忙しい毎日になりました。
いやいや、余裕って大切ですね。
旅の途中で、70代のおじいちゃんヨギお二人にお目にかかる機会がありました。
幼少期からヨガに親しみ、大人になってからはヨガを教える生活。
「ヨガを続けると、こんなに素敵になれるよ!」という見本だと感じたので、シェアしましょう。
ヨギ1. 澄んだ瞳と穏やかなエネルギー
お一人目は、池のプールを見学しに行った時にお会いしたヨギです。
最初はヨギであるとは知らず、管理人さんかと思って、プールについてお尋ねしました。

あいにくプールの担当者は不在で、連絡先を教えていただくに留まりましたが…
プールを見学したいと伝えたら、快く案内してくださいました。
さて、「管理人」だと思っていたおじいさんと少し話をして、わたしはハッとします。
- 澄んだ瞳
- シャキッと伸びた背中
- 穏やかな語り口
…は、ただ者ではありません。
「ヨガの先生ですか?」とたずねたら、そうだとおっしゃいます。
なんでも40年以上ヨガを教えておられるとのこと。
ただ話をしているだけなのに、
普通の人と全然違う穏やかな空気に、心が癒されていきます。
幸いにも「あなたもヨガを教えているの?」と聞かれました。
ベテランヨギから、ヨガを教える身であると気づいていただけてよかったです。
なお、このヨギの息子さんがプールのコーチで、
ヨギは敷地内の建物でヨガを教えています。
ヨギ2. エネルギッシュでアクティブ
お二人目は、アーユルヴェーダのリゾートでマッサージを受けたときにお会いしたヨギです。
リゾートのオーナーのお父様で、お年は75歳。
毎朝このリゾートで滞在客にヨガを教えているとのことですが…
いきいきとした表情と、とめどなく流れるおしゃべりに圧倒されました。

とても75歳には見えません。
敷地内に生えているナツメグの実について説明してくださったり、
わたしの滞在先まで車で送ってくださったりと、おそろしく親切な方です。

車で送っていただく道中、バイク同士の事故があって、運転手らが言い争っていたのですが…
「何か力になれるかも…」と車から降りて仲裁しようとされていました。
警察がかけつけたので、実際に仲裁はされていませんが、
優しい人だなあ…と感じたエピソードです。
こちらのヨギによると、「ヨガ的な生き方をしていると、大病を患うことはない」とのこと。
植物の力や動物の知恵をとりいれて、調和する大切さを教えていただきました。

ベテランヨギの共通点
最初にプールでお会いしたヨギは、静と動でいえば「静」、
お二人めのヨギは「動」という印象でした。
共通するのは…
- 目力
- よく伸びた背筋
- 優しさ
といったところでしょうか。
瞳の強さは生命力に満ちていますし、シャキッとした背筋は日々の鍛錬の賜物でしょう。
さらに、ヨガを教えたり、外国人を案内したりと…
誰かの力になれるエネルギーと優しさをもちあわせています。
ヨガで十分なエネルギー(氣)を生み出し、めぐらせているからこそ
人に優しくできる余裕があるのではないでしょうか。
ヨガをつづけて、今回のお二人のような70代を迎えられたら幸せだと思います。
少なくとも、ヨガの道を進んでいって間違いはないのだと、身をもって見せてくださいました。
みなさん、ヨガをしましょう。
そして、健やかな70代をむかえましょう!
プラブヨガのスケジュールはこちらから。