冬至の処方箋

エネルギー

こんにちは!
今日は冬至。1年でいちばん日中が短い日ですね。

日が短い、ということは、陰と陽でいえば「陰」が極まる日であり、
陰から陽へとエネルギーが転換していく分岐点
といえるでしょうか。

陰が極まる、つまり陰に凌駕される日と考えると…
今日はより深い瞑想を楽しんでいただけるかもしれません。

一方で、陰と対になる陽のエネルギーをとりいれるのに
適切な日だと思うのです。

  • 寒くなってきて、動くのがおっくうだ
  • 体が重い or だるい
  • やる気がでない

…などとお感じの方には、陽のエネルギーがちょうどいいはず。

今日は、冬至の日にとりいれたい2つの処方箋をご紹介しましょう。

太陽から「陽」のエネルギーをとりいれる

太陽礼拝

「陰」が極まる冬至におすすめしたいのは、
「陽」のエネルギーをとりいれる「太陽礼拝」です。

太陽礼拝とは、ヨガのポーズを組み合わせた動きのこと。
太陽へ礼拝する動きをとおして、太陽のエネルギーを体内にとりいれる目的があります。

太陽の光は、陽性のエネルギーそのもの。
わたしたちの心身に活力を与え、前向きなエネルギーを循環させてくれます。

太陽礼拝のやり方を知らない、または、ご自宅でやるのにハードルが高い…という方は
全身に太陽の光をあびて、深呼吸するだけでもいいでしょう。

日の出の太陽のもとで、しっかりと胸をひらいて、深く呼吸をくりかえしてください。

ハーブから「陽」のエネルギーをとりいれる

続いて、「陰」が極まる冬至におすすめしたいのは、
「陽」のエネルギーをとりいれるハーブです。

「セント ジョーンズ ワート」というハーブをご存じでしょうか。

セントジョーンズワートのお茶

「セント」は聖なる、ジョーンズは人の名前、ワートは植物を意味するそうで…
直訳すると「聖ジョーンズさんの草」なのだとか。

「セントジョーンズワート」は、一般的に「抑うつ」に効果的なことで知られます。

また、夏至の日に収穫すると最も効力が高まるという特徴があり、
いわば、太陽がもっとも長く出ている夏至の「陽のエネルギー」のかたまりともいえるでしょうか。

セントジョーンズワートの茶葉

実際、落ちこんだ心に光をあてて明るくする効果があり、
「サンシャイン・サプリ」とよばれるそうですよ。

寒い冬は、「落ちこみ」とまでいかなくても、活動量が低下する方も多いでしょうか。
ちょっとアクティブになりたい時に、「セントジョーンズワート」は有効なはず。

何より、冬至の日に夏至のエネルギーをとりいれると、
陰陽が調和して健やかにすごしていただけると思います。

…というわけで、今日は冬至の日にとりいれたい処方箋を2つご紹介しました。

冬至をすぎても、まだまだ日が短く冷えこむ日が続くので、
この2つはお役立ていただけるでしょう。

冬の寒さを楽しみつつ、心に陽のエネルギーを入れて
あたたかくすごしたいですね。

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