インドの「ヨーロッパ」といえば?!
こんにちは!
週末は、少し足をのばして海で遊んできました。
わたしの滞在する街からはバスで1時間ほど。
バスを降りたら…
そこには、ヨーロッパのような雰囲気の街があらわれました。
- 石畳みに真っ白な教会
- おしゃれなお店たち
ここは本当にインドなのだろうか?
…と夢でも見ているような気持ちになります。
「フォトコーチン」という海辺の街です。
今日はフォトコーチンでのデイトリップの様子をご紹介しましょう。
バス停がわからない!ローカルバス
わたしの滞在するエルナクラムからフォトコーチンは地元のバスで1時間ほど。
乗り換えなく行けるので楽勝!と思っていたら、そう簡単にいかないのがインドですね。
まずは「バス停がわからない」問題から。
バス停によっては、看板や屋根などがあってわかりやすい場所もありますが…
多くは何も目印がないのです。
バス停はどこ?とたずねても、返ってくる答えは「そのへん」とか「もうちょっと、そっち」とか曖昧で(笑)…
何人かに聞いて、ようやく理解できました。
続いて、「該当のバスがどれかわからない」問題が待ちうけています。
バス停にはたくさんバスがやってきますが、地元の言語で行き先が書かれているので、外国人にはパッと見てわからない仕組み。
「フォトコーチに行く?」とバスの中の人や車掌さんに大声でたずねて、目的地にむかうバスを探します。
とはいえ、バスに乗れたらこっちのもの。
陽気な音楽が流れる車内でウトウトしながらドライブを楽しみます。
バスは窓枠こそありますが、窓はなし。
風がとおりぬけるので、日中でも涼しくて快適です。
1時間の乗車で料金は28ルピー(約50円)と格安でした。
ヨーロッパ?の街を楽しむ
さて、行きたかったお店の近くのバス停で下車します。
おりた瞬間からただよう…美しく整然とした街の雰囲気。
白い教会と石畳みの街に、こぎれいなカフェやブティックが並んでいます。
道路の名前もこの通り↓
ここは本当にインドなの?と違和感を覚えながらも、立ち寄ったのが「SUEE」というブランドの路面店。
手織りのオーガニックコットンで作られた服はとても着心地がよく、わたしのお気に入りなのです。
運良くデザイナーのSUEE女史が接客してくれました。
有名なブランドではありますが、今でもSUEE氏ご本人が刺繍をされているそうです。
海とおしゃれカフェ
SUEEからビーチまでは歩いて10分ほど。
海沿いが遊歩道になっていて、たくさんの観光客でにぎわっていました。
少し海に入って、波とたわむれます。
インド人の観光客だけでなく、西洋からの旅行者も目立ちますね。
実は、フォトコーチンは、歴史の教科書にでてきたであろう「バスコ・ダ・ガマ」が亡くなった土地でもあり、キリスト教徒が多いことで知られます。
西洋の文化が色濃く残る街だけに、インドっぽくない雰囲気を楽しめるのでしょう。
海で遊んだあとは、おしゃれなカフェへ。
はい…表参道のカフェにいるかのような気持ちになります。
チャイが一杯80ルピー(約140円ほど)。
日本のカフェの感覚だと激安ですが、わたしの滞在するエルナクラムでのチャイの相場は10ルピー(約17円)なので…高っ!と感じます。
まあ、快適なおしゃれカフェなので80ルピーの価値はあるでしょう。
カフェでのんびりした後は、バスに乗って、雑然とした雰囲気のエルナクラムまでもどってきました。
いやいや、1時間離れるだけで、まったく別の街です。
庶民的なエルナクラムにもどると、なんだかホッとしたのでした。