体がかたい人がヨガをする3つのメリット

こんにちは!
最近、たてつづけに「体がかたいけれど、ヨガはできるのか?」というご質問をいただきました。

ヨガをはじめるときに「体のかたさ」を気にされる方は意外と多いです。
ヨガ=体がやわらかい人がやるもの…というイメージがあるのかもしれませんね。

結論からいうと、体のやわらかさとヨガの向き不向きは関係がありません。
体がかたくても、やわらかくても…ヨガはできるし、優劣はないです。

なぜなら、ヨガのポーズは体の臓器や腺などに効かせるもの。
筋肉のやわらかさとは関係がないからです。

「体を大きく曲げられた方が臓器や腺にもアプローチできるのでは?」
…と思われるかもしれませんが、体がどう曲がるかは、人それぞれの体の構造によるところが大きいのです。

体が大きく曲がっていなくても、体の構造上、しっかり臓器や腺にアプローチできている場合もありますし、
逆に見た目がどれだけ美しくても、ポーズとして効果がない…ということもあります。

つまり、人により、ポーズの完成形がことなってくるのです。
「見た目」でヨガの習熟度や効果の度合いを判断できないのがヨガのおもしろい点だと思います。

とはいえ、体がやわらかい方がヨガのポーズができている感じがして、
「体がかたい自分に、劣等感を感じる…」という方もいらっしゃるかもしれません。

今日は、体がかたい人がヨガをする3つのメリットを考えてみましょう。

体がかたい人がヨガをする3つのメリット

冒頭でご紹介したように、体のやわらかさとヨガの向き不向きは関係ありませんが…
体がかたい人がヨガをすると、以下の3つのメリットがあります。

  1. 変化がわかりやすい
  2. 集中しやすい
  3. 体を強くしやすい

それぞれ、順にご紹介していきましょう。

メリット1.変化がわかりやすい

変化

体がかたい人がヨガをするメリットの1つめは、「変化がわかりやすい」ことです。

たとえば、体がかたくて「できなかった」動きが、いずれ「できる」ようになります。
つまり、「前はできなかったことが、できるようになる」楽しみがたくさんあるといえます。

いいかえれば、体がかたい人には「伸びしろがたくさんある」ということです。

わたしたちは、年を重ねるにつれて「以前はできたことが、できなくなる」体験をします。

しかし、ヨガで「できなかったことが、できるようになる」体験を重ねると、人生が楽しく自信にあふれたものになるように思います。

さらに、体が変化していくと、日常での動きや体調面での変化も感じていただけるでしょう。

メリット2.集中しやすい

集中

体がかたい人がヨガをするメリットの2つめは、今ここに「集中しやすい」ことです。

体がかたくて、なかなかできない動きがあると…
なんとかその動きをしようと集中します。

  • 「この後、どこいこうかな?」
  • 「今日の晩ごはん、何にしようかな?」

…などと「考え事」をする余裕がないはずです。
つまり、「今ここ」に集中せざるをえなくなるでしょう。

逆に、体がやわらかくて何でもすいすいできてしまうと、ヨガの動きをしている最中でも上記のような考え事がうかんできます。

「今ここ」に集中させてくれるのが「体のかたさ」だと思うと、自分のかたさが愛おしくならないでしょうか。

メリット3.体を強くしやすい

プラブヨガ

体がかたい人がヨガをするメリットの3つめは、「体を強くする」ポーズをとりやすいことです。

ヨガのポーズは、体を大きく曲げるポーズばかりではありません。
体を強く保ち、バランスさせたり、逆転したりするポーズもあります。

そういったパワーがいるポーズは、「体がかたい」方がやりやすいことも。
なぜなら、体がかたい人は、体を「かたく強く保つ」のが得意だからです。

逆に、体がやわらかい人は「体を強く保つ」のが苦手で、安定しないこともあります。

つまり、体がかたい人とやわらかい人で、「やりやすいポーズ」「やりづらいポーズ」があるという話なのですが…
「体がかたいからこそ、やりやすいポーズがある」と思うと、ヨガが楽しくなるかもしれません。

というわけで、今日は体がかたい人がヨガをする3つのメリットを考えました。
体がかたい人も、やわらかい人も、ヨガを楽しんでいきましょう。

12月までのスケジュールをアップしました。

Follow me!