体にできる「腫瘤」とか
こんにちは!
アーユルヴェーダ関係のノートを見返していたら、以前は胸に「腫瘤」があったのを思い出しました。
いわゆる「しこり」です。
幸い良性のものだったのですが、近親者に乳がんの人がいることもあり、しばらく経過観察を要しました。
しかし、インドでアーユルヴェーダのトリートメントを受けたら、あっという間に「しこり」は小さくなり、やがて消えていったのです。
トリートメント(治療)を受けた期間は、ほんの1週間ほど。
そんなすぐに結果が出るものなのかと、当時は驚いた記憶があります。
アーユルヴェーダなどの「自然療法」って、結果が出るまでに時間がかかるイメージがないでしょうか。
さて、ある程度の年齢になると、体のどこかに腫瘤や筋腫などができたりする方も多いかもしれません。
経過観察中の方もいらっしゃるでしょう。
すべてのケースで「アーユルヴェーダでよくなる!」「ヨガでなおる!」などと断言するつもりはありませんが、役に立つケースも少なくないと思うのです。
今日は、アーユルヴェーダ的な観点から「腫瘤がなくなる仕組み」についてお話しします。
Contents
腫瘤の原因と解消法
アーユルヴェーダでは、ちょっとした体調不良から重病にいたるまで、どんなケースでも「ドーシャ」とよばれるエネルギーのバランスをみます。
脈診などを通じて、体のなかの
- ヴァータ(風のエネルギー)
- ピッタ(火のエネルギー)
- カパ(水のエネルギー)
の「バランスの乱れ」を基準に治療するのです。
以前、わたしは「胸の腫瘤」があったわけですが、そのときはカパ(水のエネルギー)とヴァータ(風のエネルギー)の乱れが原因となっていました。
カパ(水)とヴァータ(風)のエネルギーのバランスをとりもどせすための食事や薬草、生活習慣をとりいれ、エネルギーがバランスされると…腫瘤は自然となくなっていくのです。
エネルギーがバランスし調和した状態が「健康」だとアーユルヴェーダでは考えます。
生活習慣でも改善できる
アーユルヴェーダには「パンチャカルマ」といって、劇的な変化をもたらす治療法があります。
「前処置」という準備をしてから「本処置」というデトックスを一気におこなうもので、ちょっと激しい手法なのですが、効果は抜群。
「1週間で腫瘤が小さくなる」のを実感できるくらいパワフルです。
しかし、アーユルヴェーダのドクターによると、「腫瘤」であれば「生活習慣」に気をつけるだけでも十分改善できるとおっしゃっていました。
- 薬草オイルでマッサージする
- ヨガをおこなう
- 食事に気をつける
- 薬草のサプリメントをとる
など、ふだんの生活を工夫すると、少しずつ改善していくとのことでした。
「マッサージだけでも腫瘤は小さくなるよ」とおっしゃっていたのを記憶しています。
上記のような手法により、過剰になっているエネルギーを鎮静し、不足しているエネルギーを補充してバランスをとることで体を正常化するのです。
「エネルギー」とか「バランスをとる」というと、むずかしく聞こえるかもしれないませんが、
- 規則正しい生活をする
- 早寝早起き
- 食べすぎない
- 体をよく動かす
など、「ごくあたり前のことをおこなう」のが一番の近道だったりします。
薬草のオイルやサプリメントなどは、そうした基盤があって効果を発揮するもの。
というわけで、腫瘤などで経過観察されている方も、元気いっぱい!という方も、
ふだんから健康的な生活を心がけたいですね。
「早寝、早起き、朝ヨガ!」を合言葉に、今日も笑顔ですごしましょう。