お笑いとヨガ

こんにちは!
突然ですが、毎日どれくらい笑っているでしょうか。
一説によると、子どもは1日に400回笑う一方で、大人は15回しか笑わないそうです。
仕事や家事におわれていると「15回」すらあやしく感じられるかもしれません。
年齢とともにへっていく「笑う回数」…
1日400回はハードルが高いですが、15回は笑いたいものですね。
なぜなら「笑い」にはさまざまな効果があると知られているからです。
免疫力を高め、血管を拡張し、脳のはたらきを高めるともいわれます。
ところで、「笑い」とヨガは何の関係もないと思われるでしょうか?
実は「笑いのヨガ」というジャンルもあるくらい、笑いとヨガは関係があります。
プラブヨガでも「笑い」はつきもの。
今日は笑いとヨガについて考えてみましょう。
Contents
笑いとプラブヨガ

ヨガの師プラブジは、「笑顔でヨガをするように」とよく言われます。
動きがむずかしいと…
- 真剣な顔
- 眉間にシワ
- 無表情
になりがちですが…ニッコリ笑うようおっしゃいます。
そして、クラスの最後は「ワッハッハー」と笑って終わるのが恒例。
なぜなら、笑うと「神経をたくさん使わなくてすむ」からだとおっしゃっていました。
余分な神経を使わなければ心身の負担がへり、効かせたい場所にアプローチしやすくなります。
プラブジの弟さんであるマスター・サティシュジの先日のクラスでも、
「笑うワーク」をいくつかのバリエーションでおこないました。
サティシュジによると、笑うことで
- 「怒り」や「エゴ」を手ばなす
- 心拍を変えていく
などが可能なのだとか。
しかめっ面でも笑顔でも、動きがむずかしいのは変わりないので…
どうせなら「笑顔でヨガをしたい」と思わされますね。
笑いのヨガ

ずいぶん前ですが、「笑いのヨガ」というジャンルのクラスに参加したことがあります。
文字どおり、笑うヨガクラスで…
簡単なボディワークをおこないながら、ひたすら笑いつづけました。
「おもしろくないと笑えない…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは間違いなのです。
「ワッハッハー」と声をはりあげて全力で笑っているうちに、
笑顔が呼び水となるのか、さらなる笑いにつながります。
何がおかしいかわからないけれど、おもしろくて笑いが止まらなくなるのです。
最初ははずかしさもあって、遠慮がちに笑っていたのが、
そのうち心からおもしろくなり、お腹をかかえてゲラゲラ笑いはじめます。
つまり、わたしたちの脳は「おもしろいから笑う」だけでなく、
「笑うからおもしろくなる」という回路もあると気づかされた体験でした。
実際「作り笑顔でも、笑いの効果がえられる」と聞きます。
ヨガの動きもニコニコしてやると、より楽しく簡単に感じられるかもしれません。
子どものように笑顔をわすれず、日々を健やかにすごしましょう。