ヨガの「宅練」を楽しもう
こんにちは!
いよいよ今年も残りわずか。1年はあっという間ですね~。
年末年始は、どんなご予定があるでしょうか。
仕事がお休みでいつもより時間があるという方は、自宅でのヨガの練習「宅練」を楽しんでいただくのがおすすめ!
とはいえ、「宅練」はむずかしいことでも知られています。
なぜなら自宅には気を散らせるものがたくさんあるし、誰も見ていないので、だらけてしまいがちだからです。
長年ヨガを続けている人でも、「自宅では練習ができない…」と語る人も多いのが現実。
そんなわけで、今日は
- 「宅練」がむずかしい理由
- 「宅練」で集中する方法
を2本立てでお話ししたいと思います。
「自宅で練習したいけどうまくいかない…」という人も、「宅練の精度を上げたい」という人も、ご参考になることがあると思います。
3分で読めますので、ぜひご一読ください♪
Contents
「宅練」がむずかしい理由
一般的に、ヨガスタジオでヨガをするよりも、自宅で練習する方が難易度が高いと思います。
なぜ難しいか考えてみると…
自宅では
- 先生のリードがない
- 誰も見ていない
- 邪魔が入る
- 目に入るものが多い
あたりが要因として考えられます。
まず「1人で自宅で練習する」ことに慣れていない方は、
どういう順番で、何をどれくらいやったらいいのか…迷われると思います。
先生がリードしてくれないので、自分で練習内容を考えるのがおっくうに感じるかもしれません。
さらに、誰も見ていないので、簡単にさぼれてしまいます。
あるいは集中して練習していても、家族が話しかけてきたり電話が鳴ったりと集中がとぎれる機会も多いはず。
その上、自宅という生活空間は目に入るものがたくさんあるので、
- 「あ!洗い物まだしてない。先にやろうか…」
- 「●●さんからメールの返信来てるかな?気になる…」
- 「今日の仕事、何から先にやろうか?」
などなど、気になることがたくさん出てくるでしょう。
近くにスマホなんかあったりしたら、ひとたまりもありません。
逆にいうと、ヨガスタジオで簡単に集中できるのは、これらの要素がはぶかれているからなのです。
スタジオでは先生がリードし、見てくれています。
話しかけてくる家族もいないし、目に入るモノが少ないので、何か別のことをしたいという欲求にかられる機会が少ないでしょう。
「宅練」で集中する方法
つまり、ヨガスタジオに近い状況を自宅で再現できれば、より集中してヨガの練習にとりくめるはずです。
おすすめは、
- 自分用のヨガクラスをつくる
- 写真をかざる
- 家族の理解を得る
- かたづける
の4点です。
1.まずは自分用のヨガクラスとして、練習内容を決めましょう。
プラブヨガのクラスに参加されたことがある方は、その中から練習するのがおすすめです。
「デスクワークの後にやるといいですよ」「寝る前におすすめです」など日常生活でできるポーズを教えてもらっていると思います。
その中から1つでもよいので、ぜひやってみてください。
何個かやりたい方は、「どういう順番がいいか」を先生に相談して、自分用の「ヨガクラス」をつくりましょう。
2.そして、「見られている」感覚をやしなうために、ヨガをする場所に尊敬する人や大切な人の写真をかざるのもいいですね。
それは、ヨガのグル(プラブジ)の写真でもいいし、ご先祖さまの写真でもOKです。
「大切な人に見守られている」という感覚をもち、集中力をキープするために「写真」を利用するのです。
できれば、その写真にむかって「毎日練習します!」と約束したり、「うまくいかないときは、助けてください」とお願いするのも効果的だと思います。
3.さらに、ご家族がいる方は、
- 家族がいない時間や寝ている時間に練習する
- 「この時間は部屋に入らないでほしい」と話して理解を得る
のも1つの方法。
ヨガの師であるプラブジは、「ヨガを1人で練習するときは、誰かに邪魔されないよう注意した方がいい」とおっしゃいます。
話しかられるだけでなく、見られるのもさけた方がいいそう。
なぜなら、体のなかのエネルギーが乱されるからです。
プラブジご自身も、インドのご自宅で1人で練習する際は、お母様であってもヨガを練習する部屋に入って来ないようお願いされていた…と聞きました。
4.さて、最後は「かたづける」です。
ヨガスタジオのように何もない空間は用意できなくとも、
- スマホやパソコンを遠ざける
- 机の上はできるかぎり、なにも置かない
- ごちゃごちゃしている場所を布で覆う
などでも効果を感じていただけると思います。
わたしたちは、何かモノが目に入ると、そこに気をとられてしまいます。
逆にいうと、何もない状態に近いほど自分の内側に集中しやすいのです。
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以上、宅練が「むずかしい理由」と「対処法」についてお話ししてきました。
むずかしさはいろいろあるけれど、「仕組み」で解決できることもあります。
「これは!」と思われるものがあれば、ぜひとりいれてみてください。
年末年始の「宅練」のお役に立てるとうれしいです。